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Photo by
shinsukesugie
賢い社長の首吊り自殺
冷静に意味がわからんのだが、経理の業務なんかよりも余程思い任務を背負わされていた。
ここ数ヶ月自殺者の社会復帰までの支援をしていた。
ある事件とは、そう。(そうじゃない)
社長の自殺未遂!!!!!
冷静にそうそう無いだろう。人の自殺未遂現場に乗り込むことは。
最近三浦春馬さんの自殺が港区のマンション…などとニュースになったが、
リアルに縄で人間は首吊りをするのである。
とても賢い社長だ、なぜ首吊りなどと言う致死率の低そうな手段を取ったのか未だわからんが、私はまだ生きる気力があると判断した。
その日は、社長の友人→我 に連絡が入り、自宅に乗り込むと言う所業(そもそも鍵もらってたの変だとは思う)が為せる技であった。本人不在だが、現場には乗り込んでしまった。
その日、我は何を思ったのか、、、、
・シンクに溜まってたお皿洗い
・危険物の確認
・部屋の片付け
・料理の作り置き
・縄の撤去
・遺書を発見したので念のため写メ
をしながら2時間待機して、社長が帰ってこないので帰った。
まあまあパニックだが、現場では非常に落ち着いていて、
我ながら、意味がわからん。
振り返ってみても訳がわからん。
にしても、遺書に自分の名前が書かれることは一生に一度も体験することはないのではないか。正直、そこそこビビる。
「ご迷惑をおかけします」じゃない。
まだ幸いにも生きてるので、ご迷惑をおかけされる前に自殺を止めてやる。
そう心に決めた。
が、そんな日々がここから2ヶ月半続くとは、この時は思ってませんでした★
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