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決戦の入金日

入金1000万、出金2000万の本日。

結論。どうにかした。

ファクタリングというチートシステム(ファクタリング とは、他人が有する売掛債権を買い取って、その債権の回収を行う金融サービスを指す。 by wiki)によって、2400万入金をしてもらうことができた。

今月は私の携帯が大合唱することは回避。ありがとう世界よ。

来月は助成金の入金がほぼ確定なので安心である。


ただこのシステムは「債権を返す返済能力があるのかどうか」という点が大事なので絶対に返せるという計画を立てなければならない。

実は5月から、うちの会社の財務がまじでやばいという理由で

外部から引き抜いて経理部長とやらを雇っていた。

5月から来た内情を全く知らない経理部長

「(返済計画ペラペラさせながら)やばい経理さん〜これできる?」

だよね。そうだよね。何にもわかんないもんね。そんな気がしたよ。


これにて、ただの記帳業務をする経理さんだったはずが

今後の会社の方針を含めた収支計画を作る経理さんに昇格

(仕事倍増どころじゃねえ)


なぜならこの2つは圧倒的に業務内容が違う。

記帳業務:過去を整理して記録して社外に見せる物

管理会計:これからどうするのかを考えて計画・回すためのもの


社長がなんとなく出した数字になんとなくの理由をつけるというなんとなく必要そうな力がわかるようでわからない、例えるなら学校の先生が期末に書く通知表の気分。

元気すぎる子が「非常に明るく、元気に友達と楽しく過ごしております」と書かれるやつだ。(私はこんなこと書かれたことない。書いて欲しかった。)


それっぽい理由を考えるのは得意だったらしく、

それらしきものを作り上げ、提出。


ただ、金融機関は遅い。本当に対応が遅い。こちらはあと2日・あと1日と月末という死へのカウントダウンが始まっているのに、向こうの時間の流れはイッツアスモールワールド。ふざけんなコロナとか言ってる場合じゃねえ。


メールを送る→担当者に10分後に電話確認する→メール受信する→メールを秒速で返す→10分後に電話してメールを見てもらう

という本当に迷惑なやつであった。

最初は「やばい会社様ですね〜」と言った対応だったが

「あっ経理さんですね!」

と、もはや担当者に名前を覚えられていた。(着拒しておきます)

(今、数えたら3日で17回。これは流石にかわいそうだったな。)


というコミュニケーションを死ぬほど行い、ファクタリングという苦行を乗り越え、ひと段落したところで、一緒に喜びを分かち合うのも束の間

経理部長が一言

「やっぱ、俺この会社やめるわ」



はあ、やっぱ来月も全然安心できねえなあああああ!!!



今日も頑張る経理の成長日記、続く。

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秘書という名の何でも屋さん
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