子どもの頃観ることを禁止されていたアニメ

うちはクレヨンしんちゃんが禁止でした。
テレビでしんちゃんが映ると、それはダメ!と母親から言われてテレビを消していました。
下品じゃない!とかなんとか言われていたような。

最近子どもたちと映画館でクレヨンしんちゃんの映画を観たので、あぁそういえば私は禁止だったなぁと。
でもなぜか映画はちょこちょこ観てて(目を盗んで観てたのかな…覚えてない)、
そうそう、しんちゃんの映画って泣けるんだよねぇ〜と子どもたちの隣りでこっそり涙しました。
幼少期に禁止されていたアニメを、時を経て自分の子どもたちと観ることになるとはね。

何を隠そう、産後初の映画館での映画がこれです。

ここで比較対象として浮かび上がるのが、子どもアニメの代表であるかのような、ドラえもん。
これは幼少期よく観てたなぁ〜映画も残らず観てるような気がする。
これも泣ける。

でも私こう大人になって、というかおそらく親になったからか、最近ドラえもんに違和感を感じてしまって子どもに観せたくないなと思うことが増えたような気がする。

廊下に立たせる
授業中先生が名指しでのび太を馬鹿にする(0点だと言い放ち周りは笑う)
理不尽な暴力を振るうジャイアンに媚びるスネ夫
家が裕福なことを当たり前に自慢するスネ夫
たびたびお風呂のシーンがあるしずかちゃん

ひと昔前のアニメと私たちはわかるけど、子どもってこれわかって観てるのかな…とたまに不安になります。
学校にまつわる話は時代錯誤だし、
ジャイアンやスネ夫はキャラ立ちもあって仕方ない部分はあるけど、しずかちゃんのセクシーシーン、必要…?

しんちゃんはあからさまにギャグでセクシーおねえさんが出てくるから逆に笑えるし爽やかだけど、
ドラえもんは、きゃーのび太さんのエッチ!な感じで妙に生々しいと思ってしまうのは私が深読みしてしまう嫌な大人だからでしょうか…
でも聞いてて嫌なんだよね、あのセリフ。
いやしかし、嫌な大人になってしまったことは確かだよな〜ドラえもん大好きだったのに。

親になって、しんちゃんの信じられないイタズラには驚かされるけど、5歳児らしいパワフルさと純真さに癒されるというか…
それともこれは昔禁止されてたからその反動なのかな、なんて。

昔、ねるねるねるねを親から禁止されてた人が大人になってバカみたいにねるねるねるねを食べまくっている、というような話をネット記事だったかなんだったかで読んだことがあって、
なにそれ…こわい…と思い、高いし体に悪そうだから本当は買いたくないけど、
買いたいと言われた時に3回に1回は買ってあげるようにしています。

禁止されることって、逆に脳裏により深く残り得るということなんだろうなぁ。

夏の終わりに変なこと書いたけど、いろいろやり切った夏休みだったなぁ〜よくがんばりました。




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