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娘よ。父が悪かった。そなたはまだ4歳なのだ。

シンクシンクというアプリを最近使っている。
使っていると言っても使っているのは僕じゃなくて娘がだ。
どんなアプリなのかと言うと、知育系のアプリで、迷路や立体パズルなどをタブレット・携帯で遊ぶことができるものである。


娘は、父親である僕が言うのもあれだけど、小さい頃から言葉も早くて、理解力も周りに比べると早いほうだ。
先生の言うことも他の子供よりも理解できることが多いので、保育園の行事では毎回、手本役や1番最初に何かをやる役をさせられている。
それがいいことだとは思わないけれど、もちろんちょっと誇らしい1面はある。

ただ、幼少期に我が家の教育方針もあって、携帯を触らせたりだとかゲームをやったりをさせてこなかったのが影響して、そういうことはあまり得意ではない。

今回のコロナウイルスで、やっぱり情報っていうものは大切だと改めて思って、そういう情報を得るためには携帯やタブレットの使い方も自分の手足のように使えるにこしたことはないなぁと考えるようになった。

学力なんて、なんでもすぐ調べられるこれからの時代はあまり重要じゃなくなりそうだし、それよりもそういった知識をすぐにアレンジして使える能力とかが重宝される気がする。


ということもあり、娘に子供用のアプリをいくつかダウンロードしてやらせてみている。

その代表格が前述したとおりの「シンクシンク」というわけだ。
これが本当に良く出来ていて、ちょっとした思考だったりを刺激してくれる。
僕にとっても、すごくいい経験で、大人だったら簡単にわかることでも子供が分からないということを、わかることができる。

立体を立体として認識をするということがまず子供が出来ないということや、一筆書きの迷路なんて、こっちいってこう!って大人だったら直感的にわかるものが全然できなかったりするのだ。
これは本当に目からウロコで、こんなのも分からないんだったら、そりゃあ日常で「これやって!なんでできないの?」ってなることってどうしてもあるけど、「そりゃそうだ!まだできないというか理解できないのか!」と思えるようになった。
天才だったと思っていた我が子は…まだ4歳の可愛いすぎる間違ってこの世に生を受けてしまったエンジェルだったんだ…

どれだけ口が達者でも、同級生の中では大人でも、きみはまだ4歳。
ごめんね。パパもまだ、パパ4歳で、分からないだらけだったんだ。
一緒に成長していこうね。
美談にしてるけど、つまりは僕はまだまだお子ちゃまでよく機嫌が悪くなっちゃうダメパパということだぞ♡反省しろよ自分♡

と、そんなことを考えるようになったいいきっかけになったのだ。

そんなシンクシンク、僕はまだ無料会員で1日に1回しかゲームができない。とってもいいゲームだと分かっているのに、それにお金が払えないでいるケチな僕。
僕も少しは成長して、お金を払うという考えが持てるように頑張るね。
(ぐだぐだ言ってないで早く買えよ俺!!!)


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