香水ソムリエのこだわり🎖🎖🎖
こんばんは😊🌙
夜も寒さが和らぎ過ごしやすい季節になりましたね🌸
前回までの「言葉探しの旅」は一旦お休みし、今回は私の香り(香水)を語る際の美学についてお話させていただきます😊
あくまで個人的なこだわりです😌
香水が好きですと仰る方にその理由をお聞きすると、
📍好きな香りがあると落ち着くから
📍好きな香りがあるとモチベーションが上がるから
📍好きな人が使ってるから
📍香りのストーリーが好き
📍景色が見えるような香りは旅をしている気分になるから
📍身だしなみとして
📍カッコよく見せたいから
📍モテたいから
📍季節に合わせて気分を変えたいから
📍ファッションの仕上げとして
📍お守り的な存在
📍プレゼントで貰って好きな香りだったから
📍なんとなく勧められた香りが良かったから
📍ボトルが素敵だから
📍ネーミングが可愛い(カッコイイ)から
📍目に見えない芸術を楽しめるから
三者三様のお言葉をいただきます😊
共通しているのは、対象が他人であっても自分自身であっても“香水がある生活=心地が良い”と感じるからご愛用になられているという事です😊✨
香りを届ける私たちができる“おもてなし”は、ほんの些細なところに表れます。
私がなぜそう思うようになったのか🤔
ある日見ていたテレビ番組で、高級ホテルマン(一流レストランのメートル・ドテル?どちらか失念💦)の方が自身のおもてなしを更にブラッシュアップする為、ある場所にある方を訪ねます。
それは、お寺の住職さんです。
心を静め、しなやかな所作と美しい立ち姿勢や歩き方を習得する為です。
お客様がいらっしゃる空間を乱さないように。
歩く時もなるべく音を立てないように。
静かでしなやかな立ち振る舞いを習得する為に住職を訪ねたのです。
その方の思う“おもてなし”とは、品物そのものが素晴らしい事・素晴らしい環境(お店)である事はもちろんの事、スタッフがお客様へどれだけ心地よい空間を体現できるのかが重要だと仰ってました✨
歩き方なんてお客様はそこまで求めていないのかも知れません。
しかし、「お客様が心地よく過ごしていただけるように何ができるか?」と貪欲に自分のスキルを磨く姿に心を打たれました✨
私自身が以前勤務していた香水だけを取り扱う会社でのトレーニングでも、些細な事ですが「耳触りの良い言葉選び」をとにかく厳しく言われました。
以下は基本のNGワードだったのです。
❌嗅ぐ、におう(◎香りを試す、香ってみる、香る)
❌重い(◎深みのある、重厚感のある)
❌かなり(◎とても、非常に、大変)
❌お香り(◎香り)
この4つを言おうもんなら、すぐに訂正されます💦
前述のお寺の住職さんから空気を動かさないよう静かで美しい姿勢の歩き方を習得する映像から、私たちは「香りがある生活が心を豊かにする」そんな素晴らしい製品を取り扱っているんだという自覚をスタッフに持たせ、“話し方ひとつで高級感は演出する事ができる”ということをトレーニングで教えてくれていたのだと改めてありがたく思います☺️
ちなみに「におう(におい)」が何故NGなのか?について💁♀️
文字にすると“匂う”と“臭う”を使い分けられますが、言葉では使い分けができません。
瞬時に誰もが耳にして美しい響きである“香り”を必ず使いなさいと言われ、入社後は意識的に日常会話でも“香り”に変換し慣らしていきました。
お客様からするとそんな些細な事に注意を払っているなんて気付かれません。
しかし“美しい言葉を使って表現する香水の接客”の中ではあまりに現実的すぎる単語は極力控え、心地の良い単語に変換するだけでもワンランク上の表現ができると思います😊
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