
インテリアプランナー協会に入会してみた
私が所持している建築系の資格は2級建築士とインテリアプランナーです。
大体どんな資格も「協会」なるものがありますよね。
以前、設計事務所に勤めていた時は「建築士会」に入っていましたが
退職と同時に退会しました。
また似たようなところで「建築士事務所協会」もあって(ややこしい・・・)建築士事務所の手続き関係を担っていたりと役割は違いますが、よく間違います。
4月から復帰をして少しずつ仕事をし始めているのですが、
独立したならどこかに所属して情報交換の場を持たないと1人よがりになりそうだ
さてどこにしようか・・・と悩んでいました。
入会金や年会費がかかるので全て入ってしまうという選択肢はないのです。
建築士会は47都道府県毎に1ヶ所以上、支部を含めるとかなりの数があり、その地域に根付いた情報を多く持っているので地元の建築士や工務店と繋がりが増えたり、セミナーの案内をしてもらえたりなどのメリットがあります。
特に1人で事務所をされている方は助かることは多いのではないでしょうか。
逆にデメリットは、私が今住んでいる地域の話になりますが田舎で建築士人口が少なく
顔見知りばかりなので人間関係のしがらみが濃くてやりにくいことがあります。
そしてその中の女性建築士会はさらに
人数が極少なので半ば強制的に何かしらの役職に就かされる。
以前士会に所属していた時にも女性建築士会の役員のお誘いが何度もあり、
やってみよかな?と心が揺らいだ時に
「断わらんと知らんぞ。あとで大変なことなるからな」
と先輩に言われて怖気づいてしまい断りました。
実際、子どもが小さいと仕事しながら士会のお手伝いの参加はなかなか難しいのであの時は断って正解でした。
メリットとデメリットが表裏一体なので、結局は優先順位の問題ですが
今の自分の状況を考えると「建築士会」は違うのかな~という考えに
至りました。
今後また入会するべき時が来たらで良いかな、と。
そして、インテリアプランナー協会
まず、インテリアプランナーとインテリアコーディネーターの
違いをご存じの方は少ないのではないでしょうか?
同じインテリア資格の仲間ですが主催者も別だし試験内容も全く違います。
ちなみにインテリアコーディネーターの資格保持数は約3万5000人。(u-can調べ2023年)
インテリアプランナーの現時点の資格保持者数約6,500人。(プランナー協会調べ2019年)
こう見るとプランナーの方が難しいから少ないの?と思うかもしれませんが
(実際そうなんですが)
それよりも人気がないのと世間的に認知度が低いだけだと私個人は思っています。
前向きには少数精鋭!ですが
後ろ向きには、この資格まさか無くならないよね?
とちょっと心配しています。
コーディネーターは受験資格無しで試験を受けれるので幅広い属性の方が受けることが出来ます。
設計の対象は主に住宅です。
プランナーは受験資格が必要であったり、建築士免許を所持していると
学科が免除になり製図試験だけで良いという一面があります。
設計の対象は幅広く公共建築や商業建築の設計です。
建築士とプランナーの試験は同主催者でもあることから
建築寄りの知識を要して幅広いインテリア設計をしたい方向きの資格だと思っています。
製図時間も6時間で製図版を持ち込んでの本格的な設計の試験と
いうこともあまり知られていません。
うだうだと何が言いたいかと言うと、コーディネーター試験より難易度高めなのに一緒にされがちなのが少し寂しくて違いを言いたかっただけです。
さて、入会申込をしようとプランナー協会関西支部のHPを開きました。
入力フォーマットは・・・エクセルデータをダウンロードしてFAXで送信。
え?FAX?このご時世ですか?となったのは言うまでもなく。
ちなみにコーディネーター協会の申し込み画面を調べたら
(いちいち調べてしまった)
ネット上で申し込みフォーマットがあり送信を押すだけでした。
普通そうですよね。
そういうとこちゃうか、そういう小さな違いが大きな差になるんちゃうか、
と頭をかすめたことも言うまでもなく。
さて私の住まいは中国地方になるのですが中国支部の広島より
実家のある関西支部の方が断然近いのでこちらに入会をしました。
セミナーに行くにしても何かあった時には子どもを預ける場所があるし
なんせ、関西に行くきっかけ作りになるしという理由です。
入会したからには存分に利用させていただこうと企んでいます。
また入会をしたことでどのようなメリットがあったのか記事に出来たらと思っています。
少しずつ、社会復帰がんばります