植村直己冒険館 どんぐりBase
第二子が生後2ヶ月を過ぎて
家で籠る生活も飽きてくる頃。
ちょっと気晴らしに上の息子と久しぶりに2人で遠出のお出かけを決意!
赤ちゃんと旦那さんがお留守番。
6年ほど前に一度訪れたことがある
兵庫県豊岡市にある
「植村直己冒険館」
豊岡市出身の冒険家、植村直己さんの偉業を讃える記念館になっています。
植村さんが世界中の雪山を冒険した軌跡や、実際の使用品なども展示されており
かなり見応えのある施設です。
2年前に「どんぐりBASE」とゆう子ども向けの施設が冒険館を繋いで増築されました。
本館も増築部分も設計者は栗生明氏。
「日本建築学会賞」「土木学会デザイン優秀賞」「公共建築百選」に選ばれています。
入り口が氷山のクレバスをイメージして作られていて、長い通路がお出迎え。
駐車場側から見ると建物はほとんど見えなくて、地下に潜って行くような設計になっています。
受付では、植村直己冒険館に入場するか、どんぐりBASEに入場するか、はたまた両方に入場するかを選びます。
今回は時間があまり無いので息子がめいいっぱい遊ぶことが出来るどんぐりBASEに絞りました。
受付からカフェスペースを抜けて外部の長い通路を進むとどんぐりBASEの円形の建物があります。
どんぐりBASEの建物写真をなぜか撮り忘れているとゆう。。
長い通路緩い勾配になっていて50mくらいあったかな?
息子は嬉しそうに猛ダッシュで走って行きました。
靴を脱いで入る前に、受付でお兄さんが施設の利用についてお話しをしてくれました。
土日は混むので時間制限があるらしいのですが、平日は好きなだけ遊んで良いし出入りも自由で飲食も持ち込み可能、食べるスペースも屋内、屋外に用意されていてなんとも良心的!
施設の周りにはコンビニやお店がほとんどないので、事前準備は必要です。
どんぐりBASEは1階と地下1階になっていました。
地下にはまず、ぐんぐんホールがあります。
授乳室と、なんとシャワー室がありました。
かなり広めで快適そうな授乳室。
これは授乳中のお母さんにはありがたい広さです。
少しずつ世の中の授乳室の質は上がっては来ましたが、まだまだ狭かったり暑かったりで、快適な授乳室に出会うことは滅多にありません。
これだけしっかり整っていれば下のおチビちゃんも車の中で汗だくになりながら授乳しなくても良いかも・・・と思えるだけで外出のハードルが下がります。
シャワー室は走り回って汗をかいたら使用するのかな?子どもってめちゃくちゃな汚れ方するし…
と思ったけど、多分そうではなくて
こちらでは屋内外にテントを張って宿泊する「冒険ステイ」というプランがあるらしく、その際に利用するのがメインなのかな、と思いました。
私は虫が嫌いだし基本的には文明がないと生活ができないタイプ。
でもアウトドアはしたい!という矛盾しているタイプでもあるので
室内でテントを張れてシャワー室もキレイで、食事も用意してくれる
「冒険ステイ」プランはかなり魅力的!
そして地下の真ん中にあるスペース。
ネットの下が遊具で遊べるスペースになっています。
ボルダリングの使用には年齢制限があって5歳からとのこと。
ちょうどお昼頃だったのでお腹が空いてきました。
飲食持ち込み可能とは知らなかったから何も持って来てなかったし
どこかにご飯を食べに行きたいけど
息子はまだ遊び足りないご様子。
冒険館の施設内にカフェがあったのでそちらに買いに行きましたが
ドリンクとケーキ系のスイーツしかない・・・
パンとかもないのか・・・ここはがっくり。
ケーキとドリンクを買って息子の元へ戻る。
あとで知ったけどスタバも施設内にあったらしい!
それを知っていれば主食になるものが食べれたな・・・
私もお腹ペコペコだけど息子がペロリと食べてしまいました。
走り回ってたからお腹が空いてるよね・・・
ケチって1セットしか買わなかったからひもじかったです。
外にはトランポリン(有料)があったり森の中にはアスレチックもありましたが、この日は小雨が降っていたので屋外では遊びませんでした。
1時間30分ほどフルパワーで遊ばせたし、そろそろ帰らないと
赤ちゃんも心配になってきました。
「そろそろ帰ろうか」
と言うと案の定
「やだー--!!」
息子は大号泣して走って逃げる
「じゃあお母ちゃん帰るから1人で遊んでな」
と言って靴を履いて出ようとすると
大号泣で追いかけてくる。
いつものこと・・・
周りの目なんかもう気にならなくなっている。笑
「もっと遊びたかったよ~」
とあまりにも泣くもんだから
施設内のミュージアムショップ?で好きな物を1つだけ買ってあげるよ。
と結局甘いお母ちゃんでした。
これが良いと選んだ物は、さっき私が「かわいいな・・・欲しいな」
と見ていたものでした。
沢山の商品の中から同じものを選ぶとは血を感じるぞ!
ここから家まで約2時間かかるかし、何か食べて帰ろうと思って車に乗り込むと息子は即寝。
しょうがないから腹ペコのまま休憩なしで帰りました。
そしてこの施設がかなり気に入った様子の息子は
次の週にもお父ちゃんに連れて行ってもらうという。
たしかに何度でも訪れたくなるような場所でした。
子ども連れの家族もそうでない方も楽しめる施設になっています。
下のオチビちゃんが半年くらいになれば家族で行ってみたいし
宿泊もしてみたい。
久しぶりに息子と2人で遠出のお出かけをして良い息抜きになりましたが
家に帰って赤ちゃんの顔を見てホッとするお母ちゃんでした。
mugu