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間取りの考え方『分けて』暮らしやすい家~インテリア編②~
間取りの考え方のコラボ企画
Sawa~建築士のあたまの中さんからバトンを受け取りました。
前回までの記事がこちらになります。
私のインテリア編①でSawaさんに対しての質疑に納まり図付きで
わかりやすく丁寧にご回答いただきました。
そちらを踏まえてインテリア編最終記事を書いていきたいと思います。
前回の記事でこの間取りのインテリアのテーマは
「モダンな北欧」としカラーテーマをご紹介しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1697680688033-fFWAHpW6wH.jpg?width=1200)
プラス、キッチンをいちから造作することにしたので
詳細図面を作成しました。
では今回はテーマに沿って内装の仕上げ材と
置き家具の提案に入りたいと思います。
キッチンダイニング床材
タイル貼り598角 Beren BER-6060-LG(平田タイル)
![](https://assets.st-note.com/img/1697679758562-OHLFMwaMms.jpg)
約600角の大きめのタイルです。
家具とぶつかり主張し合わない薄目のベージュ色。
当初はキッチンだけをタイルにしようかと思いましたが
アイランドキッチンで解放感がありダイニングスペース
との繋がりが強いため同床素材にしました。
リビング床材
オーク15t張り W150 オイル塗装
![](https://assets.st-note.com/img/1697680463760-xNznnkYi88.jpg)
北欧のインテリアでよく使う床材です。
今回はカッコいい北欧のLDKにする予定なのでオークではなく
もう少し重めな色のフローリングにしようと思いましたが
床材の色は大変影響力があるので
カッコいい要素は別で出すことにして床材は素朴で優しい
オーク材にしました。
LDK壁材
塩ビクロス LL-7917
![](https://assets.st-note.com/img/1697680907374-i5K2ggDMaC.png)
全体的に使用するクロスはこちらです。
真っ白ではなく実際は少し黄味がかかっていて
柔らかい雰囲気のクロスです。
真っ白過ぎると他の内装色とのコントラストが
はっきりし過ぎするので、
個人的には落ち着きを求める傾向の強い
住宅にはあまり使用していません。
白のクロスと言っても微妙な色の変化があり
膨大な種類があります。
柄も石目柄や漆喰柄、布柄などあります。
こちらは布柄です。
リビングダイニング間仕切り壁、リビングTVボード背面壁材
塩ビクロス(アクセントクロス)LL-7806
![](https://assets.st-note.com/img/1697681534418-hyYQKYwbtz.png)
北欧のアクセントカラーと言えばブルーかグリーンが定番です。
少しくすんだブルーですが存在感の強い色味なので
空間を「分ける」間仕切り壁が
黒縁のデコマドど合わせるとしっかり主張し「分けて」くれます。
TVボード背面は少し部屋の少し奥まったところにあり
アクセントクロスが映えるので色を足して遊んでみようと思います。
キッチン背面タイル貼り
old Francais OF-4(平田タイル)
![](https://assets.st-note.com/img/1697682315143-UenaxyLx8f.jpg?width=1200)
タイルはブルーではなくグリーン系にしてみましたが
こちらもくすみカラーにしました。
造作キッチンのチェリー材とよく合います。
キッチンは重厚感ある色の仕上げのものが多いですが
床のタイルが緩和してくれる役割を担ってくれています。
天井材
米栂 小幅板張り10t
![](https://assets.st-note.com/img/1697682738694-N34amSrQmD.png)
LDK全体の天井材は米栂材にしました。
素材の癖が強くなく品の良い材になります。
色は薄いですが塗装をして天井に張るともう少し色が濃く見えます。
天井に張る木材は色が濃すぎると圧迫感、閉塞感が出やすいので
部分的に使用するには良いのですが
今回の様に広範囲に張る場合は米栂くらいがちょうど良いかと思います。
前回の記事でSawaさんにリビングの床材の張り方向を
あえて長手方向ではなく南北方向でお願いしたのは
天井材をLDKの長手方向に張るため
床材の方向を揃えたかったからです。
ここまでが床壁天井材の提案内容になります。
家具提案、色彩計画、照明、パース、その他諸々は
図面にまとめました。
![](https://assets.st-note.com/img/1697683369789-4vl8xdiVWb.jpg?width=1200)
1ページに全てまとめたり、家具を手で描いたりはせず写真を貼り付けるのですが、コラボ記事なので張り切って描いてみました。
照明・家具類はほぼ北欧家具メーカーでまとめていて
有名どころを散りばめています。
少しばかりカリモク、照明はflameやKANADEMONOを使用しています。
細かく説明するより図面を見ていただき
楽しんでいただければと思います。
以上がインテリア編②になります。
実際の仕事の提案資料よりかは楽しさ重視で最終はまとめて
いるので、そこは大目に見てもらえると助かります。笑
あれもこれもやりのこしたこと、気になるところが・・・
と言い出すとキリがないので
この話は後日談にまわしたいと思います。
この度は楽しい企画に参加させていただき
本当にありがとうございました。
この企画を通して私自身学ぶことが多かったように思います。
Sawaさんの「間取りの考え方」は週一回公開されていて、長寿シリーズで見応えたっぷりです。
https://note.com/s_a_o/m/maa5e883645e0
そんな大作記事に仲間入り出来て心から嬉しく思います。
これからもこうご期待です!
mugu