
価格の差3,000円の価値を説明できますか?
地方の中小零細企業の売上UPで日本を元気に!
地域集客コンサルタントの麦田です。
私には行きつけの散髪屋さんがありまして
先日そこに行って
髪を切ってもらっている時に話したことです・・・
↓ ↓ ↓
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散髪屋さん「ホンマ世の中暗くて、これから商売とかどうやっていったらいいんじゃろうなぁ?」
私「ほうじゃね、とりあえず貧富の差がめちゃできるじゃろうけ、散髪屋さんも1,000円カットかアッパークラス向けの高級散髪かどちらかに振り切らんといけんねぇたぶん・・・」
散髪屋さん「やっぱそうかねぇ。うちはじゃあアッパークラスに行こうかね」
私「ん?待てよ・・・現段階でカット4,000円ってもう金持ち向けじゃねぇ?」
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なんてお話をしました。
というのも、
私の通っている散髪屋さんは
途中消費税増税で値上げはあったものの
私が通っている12年間は
ほぼ値上げをしておりません。
しかしながら、世の中は12年間の間に
散髪屋さんと言えば
1,000円カットが乱立して
もはや主流になっております。
つまり
散髪してもらうという行為に対しての
単価が全体に下がっているということ
デフレ状態ということです。
周りのライバル店が値下げしているのに
10年~20年変わらない値段でやっているということは
実質的に値上げしているのと一緒の状態なんですね。
なので
私「ん?ということは、今、通ってくれとるお客さんがなんで1,000円カットじゃなくてここに来ているかをちゃんとリサーチせないかんね」
なんてアドバイスをしておきました。
まずは既存客様になぜ1000円カットじゃなく4000円カットのこの店に来ているのか?それが強みになります。
散髪屋さんでそんな話をしなかったから
気付かなかったけど
男性向けの散髪で4,000円って
私の世代では普通のことですが
1,000円カットで育った若い人らにとっては
高級の部類に入るんじゃなかろうかと思いました。
いや、ホンマまじで怖いですね。
デフレ下では価格維持でも努力が必要!

さてさて、価格据え置きでも
デフレ下だと値上げ状態って話ですが、
これからコロナ自粛の反動で
皆さんの収入が減って使えるお金が少なくなり
さらに戦争やら原料高の影響で
いろんなものの値段が上がっている状況で
皆さんの財布の紐は
どんどん固くなる一方かなと思います。
今まで私のクライアントさんには
どうやって高く売って単価を上げていくか?
みたいなことを考えることが多かったですが
今後しばらくは
どうやったらいまの価格を維持して
お客さんの流出を防ぐか?
を考えることになるでしょう。
なぜなら、
価格の差の満足度
という尺度で見ると
ライバルが沢山いるからです。
例えば、お客さんからすると
4,000円の散髪
1,000円の散髪
3,000円の料金の差があるわけじゃないですか?
3,000円あったら今のご時世
100円寿司を満腹食べられたり
ユニクロのおしゃれなシャツが買えたり
結構、満足度の高いお金の使い方ができるんです。
そんなご時世にですね
4,000円散髪は
他の満足度を超える3,000円の満足度が提供できるか?
と聞かれたら
?大きなはてなマークがつくでしょう。
となると、お客さん的な発想としては
散髪に行かなきゃならんけど
今回は1,000円カットに行って
浮いたお金で100円寿司行こうかな
となりかねないわけです。
だからですね、
これから財布の紐が固い中でも
今まで通りお店に来てもらうには
今来てくれているお客さんに
ライバルじゃなく自店を選んでもらっとる理由をはっきりさせて
価格差分の満足が何かをしっかりお伝えして
顧客の流失を止めたうえで、
新規集客をしなきゃならんですよ!
いや、商売していくのはホンマに努力が必要になります。
知恵と体力を振り絞らなきゃ
生きていけない時代に突入しましたね。
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