19話 フリーハーネス完成への道〜まさかのコードロックが道を開く
留め具の問題が解決するまで、ずいぶん時間がかかりました。
まず、探したのはトリミングリードに付いているこちらの滑り止め
私の作るハーネスのベルト幅が10mmなので12mm幅のタイプがなかなか見つからず、フォロワーさんにヘルプをお願いしたら、速攻で購入先を教えてもらいました。
改めてSNSの力を再認識した瞬間でした。
ところが、早速購入して取り付けたのですが、滑り止めのはずなのに滑るんです。
なぜだろうか。バネが弱いのか?
たしかに、モノによってバネの力は違うみたい。
これってトリミング用だから、散歩用のリードには向かないのか(~_~;)
いろいろ考えましたが、安全を最優先にして、採用をあきらめました。
(後日談)
これは、かなり後になって、今コンビを組んでいる布担当のまめさんから教えてもらったのですが、私は反対向きに取り付けていたから、緩むはずでした。笑
その当時はそれに気づいておらず、他に何かないか探している時に、コードロックを使う方法を閃きました。
雨合羽などの収納袋の口を閉める時や、靴ひもを留めるシューレースストッパーと呼ばれるものです。
ところが、今回も12mmのベルトが入るサイズを探すのが一苦労
ネットで探して買ってみては、サイズが合わずに断念を繰り返しているある日、手芸屋に立ち寄ってウロウロしていたら、ついに見つけました。
調整部に使ってみると、完ぺきに留めてくれます。
これだけでも十分に留められるのですが、これまで通りレザーの留め具を使用して、コードロックはレザー留め具の滑り止めとして使うダブルロックにすることにしました。
これで、長く悩んでいた留め具の問題が解決し、いよいよプロトタイプの販売に向けた準備を始められます。
次はいよいよプロトタイプを全貌をお見せします。
続きはまた明日‼︎
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