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22話 ロゴマークを作ろう~シンメトリーの美学
ブランド名が決まれば、次にやることはブランドロゴの作成です。
ハンドメイドマーケットに行くと、みなさんショップカードや袋に印刷していますが、やはりプロに依頼している方も多いのでしょうか。
こちらは、私が大好きな鹿児島の器屋さん『Rim』さんのロゴマーク
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シンプルな中で個性的なデザインですよね。
こちらはデザインした方もショップの方も知っているのですが、店主さんのイメージだけではなく、これを描いた作者さんの人柄まで表しているような気がします。
さぁ!ロゴマークを作ろう
私も「麦印犬品」のロゴマークを作ろう。と思い立ったので、まずはロゴマークに関する情報をググってみると「良いロゴが持つ5つの条件」というものがありました。
シンプルでわかりやすい
印象的で覚えやすい
タイムレスで流行に左右されない
世界観が適切に伝わる
あらゆる媒体で使用できる
そこで私が作ったのがこちら
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ム・ム・ム( *´艸`)
これはオマージュといういうより、完全なパ〇リだと、家族から速攻で却下を食らいました。
ロゴマークは文字とマークの組み合わせ
私は、革に刻印したいので、イメージはイルビゾンテ風のマークとロゴの組み合わせがいいと思っていました。
元々、むぎちゃをイラスト化したいとは思っていたのですが、プロに頼むと版権とかがあり、商用に使うのが難しかったりするので、自分で書くしかないと一念発起。
かといって、PCで書く能力もなく、手元の機材といえばスマホしかないので、鉛筆持って紙に手書きですることに。
結果、むぎちゃの写真を元に描いたのがこれです。
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鉛筆で描いた線をマジックでなぞってから写真に撮ってデータ化したものですが、よーく見ると線の太さもバラバラで顔もどこか歪んで見えます。
左右対称の美学
人の目はシンメトリーがもたらすバランス状態に安心感と好意を抱くそうです。
そこで、この手書きのイラストをちょうど半分になるようにカッターナイフで切りました。
その半分に切った片側の形の良さそうなほうを選んで、反転コピーしたものを張り合わせたものがこちらです。
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どうですか?
シンメトリーにしたことで、すっきりと整った左右対称のデザインになり、手書き風のものがなんとなくデジタル化されましたよね。
ちなみに、イラストの下に書いた『MUGIRUSHI』のロゴは、首輪に見立てたデザインにしています。
ショップサイトで使っている屋号入りはこちらです
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どうでしょうか。インスタグラムで私をご存じの方にはもう馴染みのあるデザインと思いますが、
初めて見る人には、先ほとの良いロゴの5つの条件
シンプルでわかりやすい
印象的で覚えやすい
タイムレスで流行に左右されない
世界観が適切に伝わる
あらゆる媒体で使用できる
を満足しているデザインになってますか?
今はこのむぎちゃマークを、ハーネスや迷子札の刻印にも使っているので、すっかり印象付いているのではないでしょうか。
実はかっこいいバージョンも作ったのですが、私のキャラに合わず却下しました。
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さぁ、これで、屋号、ロゴマークが揃ったので、いよいよ個人がネットで販売するためのショップ選びを始めます。
その続きは、また後日!