ヒバリのこころ/放浪カモメはどこまでも
不定期にスピッツへの偏愛をこっそりつぶやいていますが、本日もこっそりつぶやいてみようと思います。
スピッツの鳥がモチーフの歌って何曲かあるの知ってます?
「ヒバリのこころ」「8823」「放浪カモメはどこまでも」「トンビ飛べなかった」「つぐみ」…まだまだありますが、草野さん鳥好きですよね?
スピッツの曲を聴いていてすごいなあ…って思うのは、形態模写?と言うんでしょうか?演奏で鳥が飛んじゃうんですよね。
私はあんまり鳥に詳しくないので、わかっているのは二つほどなんですけど、まず「ヒバリのこころ」
ヒバリって、巣に近づくと警戒をして頭上でずっとホバリングしながら囀るんですよね。上で囀ったり、急降下したり、また急上昇したり。
ちょっとうまく説明出来ないんですけど、ツートントンって急降下する感じというか…そのものっていう動画は見つけられなかったんですけども。
スピッツの「ヒバリのこころ」も囀るんです。
なんていうか、例えば実際の動物を作家のフィルターを通して描いた鳥獣人物戯画にしたみたいな…ってあんまり上手な例えじゃないんですけど、ちょっと可愛いらしくユーモラスになってるんです。
「ヒバリのこころ」はスピッツのデビューシングルでもあり、歌詞も
僕らこれから強く生きていこう
行く手を阻む壁がいくつあっても
両手でしっかり君を抱きしめたい
涙がこぼれそうさ
ヒバリのこころ
と、たぶんですが、スピッツがこれから音楽でやっていくと決心をした時の曲なんじゃないか?と思うんです。大事な時に立ち位置を確かめるような大切な曲になっているような…歌詞はとっても真面目に。
それで演奏は可愛らしくユーモラスに、途中大空を旋回して自由を楽しんでいるようなおおらかな、これからの期待に胸が膨らむような、そんな曲になっている気がします。スピッツ、歌詞だけじゃなくて曲聞かないと全体像掴めないのも魅力の一つですよね…
もうひとつは「放浪カモメはどこまでも」
もう冒頭からです。
カモメが力強く飛び立ってませんか?
スピッツは、鳥以外でもこういった形態模写?みたいなのは本当にたくさんあって、最近では「快速」が電車に乗ってる感じをそのまんま現わしてますし、「夜を駆ける」とかももう…後はもうぜひぜひ聞いてみてください。