地味女子が学生最後の思い出にバックパッカーしてきた件 ~2日目アユタヤ~
こんにちは、むぎです。これまでタイ到着からバンコク観光までを記録しました。今回はアユタヤ編をお送りします。
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バンコク市内からアユタヤ県へ
バンコク滞在2日目は、少し遠出してアユタヤに行くことにした。アユタヤはバンコクの北約80キロに位置する街で、遺跡が数多くある世界遺産の街だ。
アユタヤに一緒に行ってくれるのはAちゃん。タイで初めて会ったけど、実は地元が全く同じという奇跡の出会いを果たした子だ。
私たちは電車でアユタヤに行くことにした。電車なら約1.5hでアユタヤまで行けるし、2人ともお金がなかったからだ。しかしアユタヤ行きの列車が発着しているバンコク市内のフワランポーン駅に向かうと、駅舎に入る前にタクシーのおじさんに呼び止められた。
おじさんは「電車は止まっている。タクシーで行け」と言った。ただの客引きだろうと思い駅舎に入ると、本当に電車が止まっていた。運行停止の原因はタイ語で放送されるためよくわからなかった。
アユタヤには日帰りで行く必要があったので、スケジュールはタイトだった。どうしようか迷う間にも、刻一刻と時間が過ぎていく。また駅舎内は少し治安が悪そうで、物売りやホームレスの方がいた。
私たちは少し怖くなって駅舎から出た。さっきのタクシーまで戻ると、「ほれみたことか」という表情でおじさんが待っていた。
タクシーもアユタヤまでの主な交通手段の1つだ。私達はおじさんに連れて行ってもらうことにした。初日のトゥクトゥクでの失敗を活かし、価格は事前交渉した。往復+アユタヤ観光移動も含めて、2人で1800バーツ(約6000円)。たぶん相場か、少し安いぐらいだと思う。おじさん、ありがとう。
おじさんは気さくで運転中もめっちゃ話しかけてきた。ただ高速道路で車線と車線の間の白線上を爆走しながら、他の車を追い抜いていくのはやめてほしかった(こわい)。
エレファントビレッジ
おじさんが最初に案内してくれたのはエレファントビレッジだった。タイと言えば象と虎。ここでは象に乗ったり、虎と写真を撮ったりできる。
象は乗りたかったけど、10分1000バーツ(3300円)と高額だったので諦めた。だけどこのタイ旅行中どこかで象に乗ろうと誓った。
↑ゾウはかわいい。修学旅行生っぽい子たちでごった返していた。
虎との写真撮影は200バーツ程度。せっかくなので撮らせてもらった。虎は可愛いんだけど、なんだかぐにゃぐにゃしていて疲れている感じだった。麻酔とか使ってなきゃいいけど・・・。私自身としてはいい経験になった。
↑中国ほどではないが、タイにも変な日本語がたくさんあった。ノップロ。
ワット・マハタート
次にワット・マハタートに連れて行ってもらった。ここは木の根の中に埋もれた仏頭が有名だ。1600年代中頃に胴体から落ちた仏頭は、奇跡的に水平を保ち、木の成長とともに根に取り込まれていったらしい。なんか、ジブリみを感じる。
仏像を見ていると、地元のおじさんに「しゃがめ」と怒られた。仏像より頭を上にしてはいけないらしい。私たちはしゃがみながら写真を撮らせていただいた。
非常にローカルネタになるが、全日本吹奏楽コンクール大阪大会の会場として使われていた、森ノ宮にある大阪府立青少年会館に「脳みそに埋まった天使の像」がある。正式名称は知らない。けどどう見ても「脳みそに埋まった天使の像」なやつだ。
ワット・マハタートの仏頭を見たとき、この「脳みそに埋まった天使の像」を思い出してしまった。罰当たりだし、芸術への理解の低さが甚だしいことは自覚してます。
↑ これ
ワット・マハタート内は広く、何かのダンジョンのようだった。隠れ家的な階段やゲートがあり、中二心が刺激される。
階段を抜けるとレンガで囲まれた広い空間に出ることができる。これ絶対宝箱があるやつやん。
ワット・ロカヤ・スターラーム
次はワット・ロカヤ・スターラームに連れて行ってもらった。ここには巨大な涅槃仏がある。
28メートルの巨大涅槃仏は、バンコクのワット・ポーの涅槃仏(身長46m)に比べれば小さいが、荒涼とした大地に堂々と寝転ぶ仏像はとても迫力があった。それにしてもタイには巨大仏像が多いなぁ。
アユタヤの気候
3月のタイは暑季で全国土で暑い。でもアユタヤは特に暑く感じた。
バンコクがムシムシした暑さだとしたら、アユタヤはカンカン照りの暑さだった。日焼け止めと帽子は必須。タクシーで移動できてよかった。
調べたらバンコクもアユタヤも同じサバナ気候なんだけどな。もしかしたらバンコクは人が多く生活用水が至る所で使われていたり、川があるから湿気が多く感じるのかもしれない。詳しい方がいたらコメント欄で教えてください!
最後までお読みくださりありがとうございました!記憶を頼りに書いているので金額等細かいところは間違っているかもしれません。
次回はパタヤーからのサメット島について書いていこうと思います。