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「好き」に理由なんかいらないって言うくせに。

こんにちは、ふるかわです。極インドアのわたしは、今年も洗濯物の生乾きの匂いで梅雨が来たんだと知りました。

雨は割と好きですが、数年前コップの淵についてたなめくじを誤飲しかけたのは割とトラウマです。あれ、確か体内に寄生虫を飼ってるから食べたりするとやばいんですよね、、、

さあ、なめくじの話はさて置いて、今日はわたしの好きなモノを紹介して行こうと思います。

一つは魚介類(特に帆立やホンビノス貝)、二つ目はバンドです。

一つ目の魚介類については、何も語るものはございません。ただ、好きなんです。皆さんがステーキを頬張るのと同じ理由で、筆者もゲテモノのような奇妙な二枚貝を食してきました。

問題は、二つ目の『バンド』です。

筆者は高校に上がるまで、SEKAI NO OWARIと言う四人組バンドの熱狂的追っかけでした。ファンクラブに限定グッズ、映画公開ともなれば蛆虫のように湧き立ちました。

ボーカルの深瀬くんの甘い声、中二病心をくすぐるファンタジックな歌詞とメロディー。自分で書いてても気持ち悪いくらい好きでした。

そんな筋金入りのセカオワファンだったわたしは、ある日を境に自分の好きなものを口に出せなくなりました。

それは、高校入学してすぐの出来事です。

わたしが入学した高校は少し特徴的な学校で、わたしはそこの美術科でした。

さすが美術科、絵がうまい子も多ければ、それと比例するくらい変わり者も多い。そりゃあそうですよね、芸術の世界なんて、以下同文でまとめられて居ては食べて行けない世界ですもん。

人と如何に違った事を出来るか、どう自分の感性をアピールできるか。当時のわたしは捻くれていたので、「みんなより変わった自分で居たい」と思うことが1番個性のないことでは?と思っていました。だって、クラス中のみんなそう思ってるわけだし。

けれど、やっぱり高校生。みんな違ってみんな良い、なんて言葉は通用せず、セカオワが好きだと言ったわたしに一人のクラスメイトがこう言いました。

「砂糖は甘いって言ってるようなバンドの何が良いの?」

、、、、、くっっっっっそムカつきました。それと同時に、自分の自己肯定力が恐ろしく欠如して、恥ずかしくなりました。

自分の好きなモノを否定され、自分の価値観も否定され、この学校に入学したことを心から悔やみました(ちなみに高3の春退学しています(๑>◡<๑)⭐︎)。

え、そんなに好きでいる理由って大事なの?遠回しに表現する言葉、ストレートに発する言葉、どっちも素敵じゃダメなの?

そうは言っても、きっとそのクラスメイトは自分の好きなものが1番輝いてて、ソレ以外を好きな人の理解ができなかったのでしょう。

けれど、高校生だからそんな時期だ、と言い聞かせて自分を守っていたわたしは大間違いでした。

好きなものに対する『なぜ』、は絵を描く上でも要求されるのです。もちろん強いのは、自分の好きなモノに自信があって素直に言葉にできる人。ですがわたしは、入学早々クラスメイトの言葉で自己肯定力を打ち砕かれたわけですから、作品を作る上でのコンセプトがこの上なく苦手でした。

なぜこれが良いと思ったのか、なぜこの色にしたのか。デザインならまだわかる気がするのですが、絵画や彫刻でそれを求められた時は、悩みました。抽象的な作品を作ろうものなら、自分の気持ちや考えがストレートに反映されます。言ってしまえば、自分の心を丸裸にしている様なものなんです。

そんなん、全裸になる方がマシだわ。

芸術に関わらず、クリエイターには自ずと「なぜこれをしようとしたのか」というコンセプトがつきものです。

ちなみに筆者は、イラストより抽象的な絵画や彫刻の方が好きです。コンセプトを問われる学校では緊張ばかりして思うように描けませんが、自宅で描く時はスラスラです。

みんな違ってみんな良いという優しい世界にはならないのかしら、競争心なんて燃やさずに、一人一人を受け入れていける世の中になれば良いのに、、でもそんなこと言ったら今の日本の経済や技術の発達は無かったことになってしまうし、、。

我ながら都合のいい考えですね。お手上げです。

そんなこんなで書き過ぎてしまったので、今日描いた絵でも貼っておきます。

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かき氷食べたいなあ。ジョイフルのボリューム満点練乳たっぷりふわふわかき氷が大好物です。(出身地バレた。)

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そして筆者、20歳という年にしてポーズマニアックスというサイトを知りました。90秒ドローイング的なのをやっているのですが、細部の書き込みは愚か手や足に到達できません。

パースも線もぐっしゃぐしゃ。ああああああああ。

今日寝る前にまたリベンジしようと思います。あーお腹空いた。



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