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手調整あり:渋谷コミュニティ散歩No.6 ふるさと渋谷フェスティバルで「メイドインシブヤ」を体感しよう

11月4日、5日に代々木公園で開催された「ふるさと渋谷フェスティバル2023」。渋谷に関わりをもち、渋谷を愛する団体が一堂に会する、区内最大規模のイベントです。バザーや飲食ブースはもちろん、ステージ発表や体験アトラクションなど、楽しい企画がいっぱい!そのなかで、渋谷好きにとってちょっと気になるブースを発見!体験してきました。


代々木公園は大にぎわい!

会場となったのは、代々木公園のイベント広場。入り口にはイエローのゲートが設置されていて、お祭り気分を盛り上げてくれます。パンフレットによると、127もの団体が参加しているとのこと。

会場内には、テントが所狭しと並んでいました。

ゲートをくぐってすぐの「バザーゾーン」では、衣類や古本、日用品のお値打ち商品にまじって区内のNPO法人によるハンドクラフトの販売がありました。カラフルな色使いの布に、手作りのあたたかさを感じて、ついつい足を止めて見入ってしまいます。

西村フルーツさんのブースでは、ラフランスやみかん、バナナなどがイベント価格で販売されていました。これはお得・・・!銘店の多い渋谷のイベントならではの魅力ですね。

屋外ステージ。楽器の演奏やダンスを中心としたパフォーマンスが行われていました。みなさん堂々としていて、圧巻のステージングです。

飲食ゾーンでは、焼きそばやたこやきなどのイベントフードを中心に、ドリンク類も充実。コロナ以降いったん途絶えていましたが、外で食べるのって、やっぱり楽しいですね。

お目当てのブースを発見!「渋谷×ものづくり_メイドインシブヤ」

さて、お目当ての「渋谷×ものづくり_メイドインシブヤ」ブースへ。東京商工会議所渋谷支部青年部のみなさんが運営するブースです。

ブースのテーマは「みんなでつくろう!MADE IN SHIBUYA 貼り絵ワークショップ」。渋谷のものづくり企業から集めた素材を使って「MADE IN SHIBUYA」の文字が一文字ずつ描かれた台紙に貼り絵をしていく、という内容です。

完成したものはこんなふうに掲示されていました。

作品に使われている色とりどりの素材は、渋谷のものづくり企業さんが提供してくださったもの。紙箱屋さんからは色とりどりの和紙、アパレルのメーカーさんからは布やボタン、ワイナリーさんからはコルクなど、それぞれのお店で扱う素材の端切れなどをご提供いただいたのだそうです。ひとくちに「布」といっても、さわやかなギンガムチェック柄のコットンあり、キラキラのサテンあり、フェイクファーありと、ほんとうにバラエティ豊か。形も色もさまざまな素材がテーブルの上に並んでいて、みているだけでも楽しくなってきます。

お母さんと一緒にチャレンジしていた小学生の女の子。綺麗な花のパーツを見つけて「これ貼りたい!どこに貼ろうかあ」「やっぱりこっちにする?」などと、お母さんと相談しながら素敵な作品をつくっていました。 「お店で売っている洋服やバッグで使われるような素敵なパーツがいっぱいあって、楽しいですね。」とお母さん。

渋谷のものづくりの魅力を知るきっかけに

ワークショップの企画から実行までを担ったのは、東京商工会議所渋谷支部青年部のみなさん。 渋谷のものづくり企業のみなさんのことを知ってもらえたら、との思いから始まった企画なのだそうです。

ブースの運営をされていた渋谷支部青年部の山本さんに、 「各企業のみなさんがとても快くご協力くださって、素材をいただきに伺ったときも『どんどん持っていって!』とたくさん出してくださったんですよ」 と教えていただきました。

せっかくなので筆者も挑戦!きれいなパーツをみているうちにいろいろ使いたくなって、ちょっと欲張ってしまいました。 使わせてもらった素材と同じものを使った製品が渋谷の街のあちこちにあることを想像すると、つくった貼り絵にも愛着が湧いてきますね。貼り絵を通じて渋谷のものづくりと出会い、ふれあえる、よい時間となりました。


八田 吏(はった つかさ)
ライター。産前産後の家庭と産前産後の家庭とサポートのプロをつなぐマッチングサイトMotherRingディレクター。。自宅から一番近い繁華街が渋谷なので、映画に行くのも友達とのお茶も、本や洋服などの買い物も、だいたい渋谷区内で完結しています。

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