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【2024】小倉記念 関屋記念【的中】馬連3,740円

夏競馬は暑さも伴って馬券を苦戦している。先週の2重賞の1着2着馬は4頭すべてが休み明けという結果的には「そういうことか」みたいな感じであった。なかなか難しく奥が深いと感心していても仕方ないのでここはもう一度冷静に精査すべく今週の2重賞へ向かう。サマーシリーズはなかなかどうして、イイ馬が揃っているし楽しもうではないか。熟考し導き出した目は次の通り。

まずは農林水産省典小倉記念、こないだの中京記念でも同様の内容で書いたが今度は中京開催の小倉記念という惑わされるレースである。大事なのは左回りの中京2000mの重賞だということ。それを踏まえて本命に見立てるのはディープモンスター、前走重賞では本命に据えるも直線で窮屈な位置となり押し下げられてしまった。内枠が苦しかったようにも見えたし外枠に入った今回は二の轍は踏まないだろう。ハンデ57.5kgは見込まれたが58ではないよの。これは優位と見ていい。OPからリステッドでは王様なので重賞でどうかだけ。距離2000mはベストだしメンバー的にはここは勝てる算段。対抗にレッドランメルト、2走前の重賞は休み明けで力みがありてんでダメな走り。そこをひと叩きした前走重賞では直線ゴール直前までは勝ったかのような目を見張る走りを披露。テン乗り吉田豊の好騎乗だったわけだがラストの失速は勝った同じ勝負服で人気している馬に遠慮したようにも見える。今回はレッドはもちろん一頭、遠慮なく突き抜けてほしいところ。引き続き乗る鞍上と手が合うと見て押さえる。3番手評価にシリウスコルト、なかなかイイ馬が西村に回ってきた。前走3歳重賞で本命として馬券を組んだ馬。馬自体はここでも十分戦えるだけの力量を備えているのだが、あとはヤネがどうかだけ。西村は中京2000mの重賞で3冠牝馬を倒したり、冒頭で書いた例の変則開催、小倉開催の中京記念を勝ったりしている。なにやらここでも匂うな。斤量54kg、関東からわざわざ果敢に参戦してきた唯一の3歳馬に賭けたくなる夏のローカルの一戦。2000mのGⅠを2つも走ったことは伊達じゃない。少頭数なので以上、3頭の馬連BOX買いで。

関屋記念、ワンターンの平坦なマイル戦となると度の馬にもチャンスがありそうで迷いどころ。絞りに絞った本命はトゥードジボン、ヤネに藤岡祐は絶対に合わないと思いづづけていた馬。前走で松山にスイッチしたとたんにリステッド快勝。これまでは京都での好走が目立ち新潟は初参戦だが平坦なコースなら強さを発揮できる感じで、つまり逃げ切るだけの計算が成り立つ。マイル戦ならほぼ楽に逃げ切れると見たね。柔らかい馬場で苦戦が目立つも日曜の馬場状態は普通から硬め、ここは長い直線を逃げて逃げて逃げまくるパターンで本命視。以下、買い目の3頭。まずはプレサージュリフト、やっぱり左回りのルメールで強いね。1800mがベストっぽく今回のマイルでどう対応できるかがカギ。重賞でも馬券内に来ているのでそうそう悪くないと思う。枠順的にも外目に出しやすく前について行ければ押し切る競馬がハマるだろう。坂の無い直線までの間スピードのバランスが上手くコントロールできれば勝ち負け必至。次にディオ、見るからにマイルの申し子。2走前の重賞では本命視したのに1番人気でコケたのは結果的に1年のブランクが悪い方に出ただけ。ひとつ叩いて本来の走りを見せれば58kを背負ってもOPクラスで上位馬券内に当たり前のように入ってくるだけの馬。新潟初見参とはいえ斤量57kgなら期待値は高い。あとはテン乗り岩田康がインを突いてくると一発があるかも。買い目としては十分。最後にジュンブロッサム、ここ2年間の9戦はすべて1番人気という妙な期待を背負っている馬。2~3歳時にはそこそこ注目を集めたが結局はローカルを走る流れになった。そのおかげで新潟は走れているコースでもあり悪くない。前走の条件戦では勝つには勝ったが厩舎サイドは本調子ではないと言い切っていた。仕上げに時間がかかる完全な晩成タイプなのだろう、5歳を迎えたここらはぼちぼち走りごろか。仕上がっていれば非常に面白い馬。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。

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