【2024】小倉サマーJ キーンランドC 新潟2歳S【予想】
未だに先週の重賞の読み違いが尾を引いている。結果論ではあるが両重賞の本命がどちらもスタートでミスったのは確かに痛かったし読み難い点でもあるが、札幌記念のノースブリッジがあれだけスムーズに勝てた部分が煮え切れん。休み明けでは厳しいと思っていたし、さらに2着のジオグリフも正直マイルまでの馬だと観念していた。これらは大きな反省点。必ず次への糧とし、今週の重賞予想に入る。障害戦も含め3レース。
土曜の小倉サマージャンプから。九州の記録的暑さもありさすがにこの時期に出走馬が集まらなかったのかたった6頭立て。競艇かよと思ってしまいそうだが少数精鋭でなかなか馬質はいい。ズバリ本命はヴィジュネル、小倉の障害戦も経験済みだしオープンを立て続けに連対し続けていいるあたりを評価。乗り続けている中村なら普通に先行して押し切るパターンは確定、ここもすんなり勝ち負け。対抗にロスコフ、やっぱりね8歳10歳の老齢馬より6歳の馬に魅力を感じるわけで、少頭数で紛れのない競馬ならこちらを押さえたい。障害戦では主戦の草野が上手く乗っている。前走重賞ではラストで勝ち馬の斜行でかなり進路を狭まれてのクビ差負け。勝ち馬のヤネは騎乗停止をくらったのに着順が変わらずというなんとも後味の悪い裁決ではあったが馬の実力は本物。今度こそという意気込みなら重賞勝ちも見える。以上、6頭少頭数ならこの2頭の馬連1点。
キーンランドカップの本命はサトノレーヴ、誰が乗っても強さを見せる馬。今回はレーンが乗るとなればプラス要素しかない。函館で勝ちまくったあたりは洋芝巧者と見てイイ。重馬場になりにくい札幌なら盤石だろう。前走の内容からも小回りのスプリント戦なら今後は無双していくかもしれん。以下、買い目の3頭。まずはダノンマッキンリー、春の重賞ではオイシイ馬券を頂戴した。いつも言うように1400mまでの馬なのに欲をかいてマイルのGⅠには出てきてしまうが1200mならドンピシャでハマると思う。相変わらず乗り方に工夫が必要だが気性が落ち着き折り合いが付けば外枠でもラストは末脚が爆発するだろう。戸崎への乗り替わりは悪くない。次にモリノドリーム、これでもかというくらい函館や札幌の洋芝スプリントを走りまくって勝っている。負ける時は中央のコースで外目の枠を引いた時という分かりやすいタイプ。少なくとも馬場適性は高く、黒帽なら重賞でも勝負になるとの結論。数日前に英国のGⅠで惜しい競馬をしたルメールが乗るわけだが時差ぼけとか大丈夫か、と思ってしまうがここは頑張って気を吐いてもらおう。馬自体はイレ込と馬体重減だけは避けたいところ。最後にナムラクレア、ちょっと実力が抜けていて正直切りたかった馬。オタルエバーと天秤にかけて結局この馬をチョイスとなった。事実、勝つ要素は十分持っているので述べるまでもないがこの斤量なら「負けにくい」という感じか。不安要素としてはGⅠへのステップ的仕上げだったり、前走のように内枠だと馬群を捌くのに苦労したりとその辺りだろうか。切った結果この馬が来ちゃうと悔しいので押さえ目。以上、4頭の馬連BOX買いで。
新潟2歳ステークスの本命はプロクレイア、新馬戦は新潟1600mを出遅れぎみに出ながらラストは上り33秒台で差し切ってみせた。牝馬ということでどうかなとは思うが馬体はしっかりしていて悪くない。安定のサンデーR勝負服なら仕上がっての勝負だろうし、どのみち絞りにくい2歳戦、ここは狙ってみる。対抗にトータルクラリティ、やはり速い上りを使える馬は警戒しておくべきか。2頭いるキャロットFの勝負服なら狙いのはこちら。前走の京都からという点がしっくりこないがテンションさえコントロールできれば普通に強い馬だと思う。3番手評価にシンフォーエバー、前走は新潟1600mの新馬戦を逃げ切るというかなりしっかりした内容の勝利。ヤネが岩田康にスイッチするが先週重賞勝ちしたような乗り方が理想で、調子に乗った岩田康がもう一度やりそうな気配。新潟での森厩舎は5頭くらい新馬勝ちしているのも凄いがその中で出走させてきたこの馬は相当自信があるに違いない。このレースで逃げ戦法は分が悪いがなんとか残してもらいたい。唯一のマル外だし十分狙える目。少頭数なので以上、3頭の馬連BOX買いで勝負。