【2024】京都JS 武蔵野S デイリー杯2歳S 福島記念 エリザベス女王杯【的中】馬連390円
短期免許の外国人騎手がどっと押し寄せてきている。若手も大変だがベテランも大変だろう。予想に関しては外国人ジョッキーの取捨選択はある程度加味するものの特性や適性がよく分からんヤツもいるのでなかなか難しい。いきなり人気薄を一発で持ってきたりするので、予てから注目していた馬にマーカンドやらドイルとかが乗ってきたら押さえたりする。今週は障害重賞も含めた5重賞、予想精度を復調させるべく練りに練った買い目は次の通り。5レース分の予想に時間を費やしたが牝馬GⅠの予想はこういう結果になった。
土曜の京都ジャンプステークス、暮れの中山大障害を残して今年最後の障害GⅢ、頭数も少なく面白味にも欠けるがそういうレースこそ外したくない。本命はスマイルスルー、このレースは案外高齢馬が活躍することが多いがここは若い4歳馬に注目。スタートから楽に逃げれる点が強み。前走は6馬身差でレコード勝ちしているし重賞初挑戦となるが力は上。対抗にオオキニ、森が乗り続けているのと5歳馬ということで推したい。本命馬を上手くマークできれば最後まで番手で付いて行けるだろう。こちらも初めての重賞だが買える要素は十分。3番手評価にレッドバロッサ、乗ってた小牧は他を選びこちらは小坂へ乗り替わりとなった。が、前走OPで勝っている部分は見逃せない。1枠からスタートが決まれば逆転の目はある。中央の障害コース未経験という部分だけがチャレンジか。少頭数なので以上、3頭の馬連BOX。
東京中日スポース杯武蔵野ステークスの本命はカズペトシーン、必勝パターンは道中待機策で末脚温存、直線は外から一気。つまりは直線の長いコースが合っている。今年に入ってからの全7戦をすべて58kgを背負って走り戦績上々、これは期待値が高い。外目の枠を引いたここは絶好と見る。以下、買い目の3頭。まずはサンライズホーク、大負けしたレースは重か不良馬場という不運さ。馬場さえ良ければ相当強い競馬をする。昨今は乗り馬に恵まれていないがハマった時のMデムーロは手が付けられない乗り手。短期免許でやってきた弟に触発され奮起することを期待したい。馬は地方重賞ドサ回りからようやく中央の重賞へ初参戦、これは要注意。次にペイシャエス、暑さに弱く夏は札幌で走って重賞勝ち。気候が落ち着き、今ならここの重賞でも勝負になると思う。状態に左右される部分もあるがあまり内枠に入らなかったことは幸いだろう。休み明けだが前走で唯一重賞勝ちしているしだけに油断できない。最後にタマモロック、これはもう乗れない永野からムーアへの凄まじい鞍上強化と見るべき。戦績や馬の状態云々よりとにかくムーアが巧みに乗りこなして絡んでくると予見、人気になりそうだが深く考える必要はない。以上、4頭の馬連BOX買いで。
デイリー杯2歳ステークス、2歳GⅡなのにたった7頭立てというショボさ。どんぐりの背比べみたいなメンツだがとりあえず本命はロヴィーサ、新馬戦1800mからの距離短縮は悪くない。外枠からポジションは取りやすくマイナス要素が見当たらないので普通に買い目でいい。出走する牝馬の中では1番よく見える。対抗にドラゴンブースト、牡馬筆頭はこれ。前走を京都で走っている馬ならやはり評価したい。持ってるスピードも良く、最後は伸びる脚もある。ただ過去2走は人気もなくやっとこさ未勝利を勝ったとも見えるが、それは鞍上の若い田口に起因しているだけだろう。この頭数なら他馬とは差はない。3番手評価にランフォーヴァウ、力はあるが前走1400mというのが気に入らない。まぁ京都コースの経験は悪くないのでここでも買い目から外せなかった。このメンバーなら上り最速は間違いないだろうがマークされれば苦しいか。少頭数なので以上、3頭の馬連BOX買いで。
日曜の福島記念、ローカル重賞に活路を探る高齢馬が目立つが、中には活きのいい若い馬もいる。オイシイ配当を狙うなら打ってつけ、なんとか的中させたいレースである。そこで本命はドクタードリトル、放牧して秋に備えてから臨んだ前走はGⅠ実績馬相手に好走しての6着。そもそもこの一年間は斤量57~58kgで走りまくったのだ。久々に56kgでのレースとなり相手関係も含めかなり楽な展開となるだろう。早めに動いても届くだけの末脚は持っている。以下、買い目の3頭。まずはフライライクバード、前走で3年ぶりに勝利した7歳せん馬。元々福永調教師が自分が主戦で乗っていた馬だけに思い入れがあるはず。ルメールから西村へと替わるがマイナス面は皆無。切れる脚が無いので前での競馬が理想となるが少なくとも距離2000mはベストだと思う。前走の勝ちっぷりからして重賞でも十分やれる。2枠2頭の黒帽子は怖いぞ。次にフェアエールング、ローカルでラフィアンの勝負服を着た丹内は怖い。馬や人気は度外視で馬券によく来るイメージが強い。今回はまさにそれ。先行できる馬で1枠1番を引いた。斤量52kgとべらぼうに軽ハンデ。妙味がありすぎるのでここは買って押さえておきたい。最後にギャラクシーナイト、芝もダートも走った後、平地はもうダメかと思われ一旦は障害戦を走ってきた馬。菊沢厩舎が菊沢を乗せて完全に変わり身を見せている。54kgを背負って1着、次に57kgを背負ってリステッドを2着と、かなりのハイペースの流れを先行して付いて行っての2着残しは全然悪くない内容。同じ乗り方が出来ればここでも勝ち負けになると思う。以上、4頭の馬連BOX買い。
エリザベス女王杯、これぞ外国人ジョッキーのためにあるようなGⅠ。過去にはCルメ、Cデム、CスミとC系の外国人ばっかり勝っている。たしかムーアも連覇したな、そういえば。あまりそういうデータには惑わされたくはないがルメールが相変わらずイイ馬に乗っているのは確か。結局は使い分けという大人の事情からここに出てきた感は否めないが牝馬限定戦に戻ってきたことは間違いではないと思う。そこで本命はホールネス、徹底的に西塚を乗せてステップを踏んできたのに勝負所とみて非情の乗り替わりとなっている。藤原厩舎が満を持して坂井に託した点は勝負に出ていると見ていい。レース展開の下馬評は瞬発力勝負の決着という流れだがこの馬は完全にスタミナ馬、これまでのように差す競馬よりは前での先行押切り策のほうが良いと思える。それが最内の1番枠に入った、後方で有力馬たちがお互いに牽制している間に逃げ切れるだけのスタミナはあるはず。後方の騎手らに「先に動いて損したくない」という心理を働かせればいいだけなのだ。エリ女と聞いて通は必ず思い出すクイーンスプマンテとテイエムプリキュアの2頭大逃げ。結果的にあのブエナビスタを抑えての1着2着に驚かなかったヤツはいないはずだ。あそこまで極端ではなくていいので他馬を気にせず先行すれば勝機アリの見解。唯一のマル外は外せない。以下、買い目の3頭。まずはシンティレーション、瞬発力勝負の方で食指が動いた。前述の後方騎手らの心理戦が展開されてもマーカンドの場合はそこまで周りに合わせるしがらみが無いし好きな時に動けるだけにここでのテン乗りは大歓迎。前走は上がり32.8を出しているわけで、京都の外周りなら届く計算が成り立つ。隣に同じ勝負服のムーアがいるが買うのはこちら。次にレガレイラ、結局買い目に残った。2歳GⅠは勝っているし牡馬とのクラシック戦線では踏ん張っていた。前走は単に流れが向かなかったのと大外枠からのスタートで後手を引いたのが地味に影響した。それらを省いて鞍上ルメールとして考えれば、このメンツなら上位必至。唯一の3歳馬として斤量54kgの恩恵と絶好枠からポジションを取れればラスト400mで間違いなく繰り出せる鬼脚は脅威。前走で負けた分とスタートの不安定さで評価はこの位置。最後にルージュリナージュ、厩舎がヤネ丸田に拘りすぎたもんだからちょっとおかしくなった感じ。そりゃGⅠを勝ったご褒美に丸田を乗せるのは分かるが手が合わないのは明白。横山和にしても能力を引き出せないまま中度半端だった。では誰が最適なのか。今回乗せてきた池添がバチッと噛み合うだろう。馬としてはスタート一歩目が速くないのでどうしても後方から行くことになるが、この馬は最後方から行くくらいがベターで、その位置から追ってこれるのが池添という見解。前走では上がり32秒台で走れることを証明したし、展開が向けば一発が十分見込まれるのはこの馬だろう。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。