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【2024】京都2歳S ジャパンカップ 京阪杯【的中】馬連1,150円

競馬ファンには楽しみが多いジャパンカップウィーク。日曜の2重賞はどちらも最終12Rというのは注意しておきたい。セレモニーも多く、レース以外も充実している。東京最終開催はなかなか楽しめそうである。海外馬も外国人ジョッキーも見所十分、今週こそは大きく回収していきたい。3重賞、人気馬以外で狙えそうな買い目で絞ってみた。

土曜のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス。関西馬だけ、たった8頭の出走。似たり寄ったりでもあるが専門誌や新聞では5頭も6頭も印を付けている予想家もいる。それってどうなの、と思ってしまうがここではしっかり絞っていきたい。本命はジョバンニ、前走OPのラスト末脚で勝ち馬に迫っており上りはこちらのほうが速かった。コースが京都に変わるなら坂の下りからの仕掛けで逆転可能か。オッズが偏りそうな人気馬より妙味がありそう。対抗にクラウディアイ、新馬戦での中京芝2000mのタイムは優秀。10頭立てからの2番人気1着なら上々の評価だろう。馬体が小さいのが気がかりだがディープインパクトにサートゥルナーリアの血統ですからね、そういう意味では他人気馬に見劣りしない。3番手評価にスリーキングス、こちらも中京2000mの新馬戦から。早めの仕掛けで上りの脚はイマイチだったが直線で差し馬にぶつけられてヨレてそのままズルズルいきそうだったのに盛り返して差し返した見上げた勝負根性の持ち主。派手なアクションの岩田康にピッタリの馬だろう。上位人気の馬を嫌うなら押さえるべき馬。少頭数なので以上、4頭の馬連BOX買い。

ジャパンカップ、今年は3頭の外国馬参戦が話題だがすべて欧州組。これはちょっと厳しいというのが大方の見解。現在の日本の馬場で勝負になりそうなのは香港や豪州の馬のほうである。そもそも外国馬なんて20年くらい勝っていない。しかし今年はロマン溢れるメンバーたち。父ディープインパクトの祖国で親子制覇や欧州最強セン馬降臨などである。まぁ結果的に後付けして何とでも言えるような面々。日本馬もまたしかり、である。上位人気馬たちは来て当たり前の戦績と背景を持っているし、それをそのまま馬券にしても面白くもなんともない。人気の日本馬上位4頭を買いましたでは予想になっていないだろう。ただ特筆すべきは日本総大将馬は武豊が秋の叙勲を受け天皇陛下から騎乗馬をお褒め頂いたという。なにやらこれは、、と思っていたら馬名にエンペラーが入っているどストレートな馬もいるし、サイン馬券は悩みどころ。ダービーや有馬記念に並ぶお祭りレース、捻った馬券で狙ってみたい。本命はそのドウデュース、上記の背景は別として馬自体の良さを買う。本来なら休み明けは弱いし長距離以外では買えないし買うのは有馬記念だなと思っていたら前走いきなり天皇賞・秋を勝った。しかも歴史的上がりを叩き出す末脚を披露。つまりスペシャルウィークのパターンである。いや冗談抜きであの末脚を持ってして東京2400mで負ける要素は殆どない。その後世界一の称号を得たあのイクイノックスを撃破したくらいだからね、それに東京で武豊が乗って負け無しとくれば最悪レベルの道悪以外で上位にこない理由が出てこないのだ。同じ乗り方さえ出来ればここも鉄板。直線一気の豪脚披露で戴冠する。以下、買い目の3頭。まずはファンタスティックムーン、3頭の海外馬の3番手の馬。仏ロンシャンでコース相性が悪いあたりが日本馬に似ているが裏を返せば日本の馬場に合うという可能性はある。上手く言えないが例えるならナカヤマナイトが凱旋門賞で2着したような感じでこちらで2着してもおかしくないのだ。元々ドイツを主戦場に好成績を収めており騎手もピューヒュレクの完全固定という絶対的安定感がイイ。負けているレースは馬場が深かったり渋っているレースのみで日本の軽い芝がプラスに働けば面白いと思う。随行は女性調教師たった1人というローコストな遠征陣営にも好感が持てたし応援したいぞ。次にドゥレッツァ、長く脚を使いたい馬なのに2000mのレースに出ていてはそりゃ勝てない。では3200mの天皇賞・春の敗因は何か、それは絞り過ぎた馬体重とヤネ戸崎というのが妥当。3歳の菊花賞ではかなりのハイペースで逃げて直線前で一度息を入れラストは更に伸びての勝利という、これは鞍上のルメールの上手さ。英インターナショナルSでは終始外を回されての先行策だったが差してきた勝ち馬によるレコード決着という展開のアヤに泣かされた。しかも斤量61kgは不慣れすぎ。今回はビュイックの手綱、ポジション取りの難しさは軽く解消されるだろう。昨年はスターズオンアースに騎乗してイクイノックスの3着に付けた経験があるし期待値高め。先行する外国馬に併せておけばいい、後は後方からくるドウデュースらの脚をどれだけ計れるかの仕掛けだけ。前に行く馬としては菊花賞馬としてフロック視できなかった。最後にゴリアット、やっぱり馬券にしておこう。サドラーズウェルズの血と聞いただけでウーンと疑問符が出てくる。この血統は欧州なら席捲するものの日本ではてんでダメ。あの凱旋門賞馬モンジューでもダメだったんだから。ましてやKG6&QESの勝ち馬でジャパンカップを好走した例はちょっと記憶にない。日本のスーパーホースが凱旋門書で凡走するのと同様、あちらの名馬も日本の馬場では苦戦するのだ。先行力は買いだが馬場適性が不明確すぎるしなんとも悩む。海外競馬フリークの小生としては押さえたい馬券っていう感じ。ただねぇレーティング125のいわば怪物級の走りをするだけに侮れない。いくらジャパンカップで外国馬が勝てないとはいえ2着には来るからね。それに冷静に考えれば1枠1番は有利な枠でもある。調教での鶏跛だけが話題じゃつまらないし、さすがにここで惨敗という走りはしないだろう。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。

京阪杯、宴の後の余韻も静まった頃の京都最終12レース、結構荒れそうな気配もある重賞なので大きく勝負したい。本命はビッグシーザー、なにやらなぜか田口の騎乗機会が無くなっており北村友に乗り替わった。真相は分からないが馬券的にはこちらのほうが好都合か。陣営としては元々スプリンターズSより得意の京都コース優先としていたので目標は高松宮記念ということだろう。京都コースでなら一応安心して見ていられる馬。昨年は本命視していただけにリベンジの意味もあるし、普通に乗って回ってくれば勝ち負け必至。以下、買い目の3頭。まずはアグリ、前走1400mは距離が微妙というか1200mなら間違いなく買える。今年は海外遠征後に調整が利かず、しかも暑さがダメなのに夏場を走ってりゃそりゃ惨敗して不思議はない。近2走では馬券としては当然目もくれていなかったが今回は押さえる。テン乗りの斎藤がきちんと乗れば勝負になると踏んだ。次にモズメイメイ、この馬はしっかりとポジションさえ取れれば相当強い根性を持っているんだがなぁ。前走GⅠではスタート後に完全に置いていかれ何もできなかった。今回の枠から内に付けるのは厳しいが内隣のテイエムスパーダに併せるカタチで内に行き、番手を取れればしめたもの。坂の下りから直線の根性勝負では叩き合って譲らない競馬になるだろう。GⅢレベルなら間違いなく能力上位。最後にグランテスト、前走は内容的には悪くなく最後のゴール前の一瞬だけに脚が使えなかった。4歳牝馬という別定斤量55kgなら問題も無く、普通に先行押し切りで粘れそう。懸念は今野厩舎に重賞勝ちが無いことくらいか。2着食い込みくらいは狙えてもおかしくない。重賞はGⅢばかり勝つ岩田望が面白い。以上、4頭の馬連BOX買いで。

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