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【2024】東京スポーツ杯2歳S マイルチャンピオンシップ【予想】
いわゆるZ世代の若手騎手らの相次ぐスマホ不祥事で騎乗停止やら引退やらで騒がしい。永野騎手に関しては身内への予想行為発覚ということでこれは悪質なので引退となった。当方はスマホが無くても全然平気だし支払決済も完全現金派。電子マネーとやらに疎いオールドタイプなので、こういうスマホ依存症っぽい人たちの感覚は全く分からん。ルールが現在の世に沿っていないと擁護する声もあるが、事件の本質は金の賭かった博打に関係しており、賭けてる方としては少しでも不正、いや八百長と言ったほうが適しているか、そういうものが見受けられたら「これは許せん」と思うのが当たり前である。予想して馬券を買うからには気持ち良く買いたいのでこのような騒ぎはこれ以上出ないようにしてもらいたい。エラそうに述べた割には最近そんなに馬券が当たってないだろうと厳しいお言葉を頂戴しそうだが芯にしているスタンスは変えずに今週も挑む。特に外国馬参戦のGⅠは結構なメンバーが集まり予想のし甲斐があった。
東京スポーツ杯2歳ステークス、苦手な2歳重賞である。そもそも戦績なんて横並びだし要するに完成度と当日のコンディションの比較でしかないのだ。弱音を吐いても始まらないので注視した点だけをかいつまんで述べる。本命はクロワデュノール、斎藤厩舎で北村友でこの勝負服だとどうしてもクロノジェネシスと被るんよ。東京1800mの新馬戦で圧倒的人気のアルレッキーノを相手に叩き合いで競り勝った強さは本物。レース間がやや空いた点だけが気がかりだが普通に走ればこのメンバーなら突き抜けるだろう。特段マイナス面は見られないので馬券の中心。対抗にデルアヴァー、前走の新馬戦では緩やかな流れから追い込んでの1着は見応えがあった。唯一のマル外だし鞍上の三浦もGⅢあたりがちょうと勝ち頃の気配。この頭数だが先手の逃げ馬がペースを作れば府中の直線がこの馬に味方すると思う。3番手評価にレッドキングリー、わざわざルメールに乗り替わってきたのが不気味。そりゃ木村厩舎だしここは人気を集めるだろうし、買い目としては面白味が無い。先週のGⅠのこともあるし、いっそのこと大外の松山の方を押さえたほうがイイのではないかと思ったがそれぞれのコースでの持ちタイムからしてもこの馬が実力的にも上なのは明白。たぶんルメールが乗ったことで前走とは比較にならないくらいビシッと走る気がする。そういう点からしてとりあえず押さえ目。少頭数なので以上、3頭の馬連BOX買い。
マイルチャンピオンシップ、完全に雨の予報が出ている。湿った馬場では走らない人気馬もちらほら見受けられそこを気にするなら難しくなる。あとは外国馬の取捨だ。チャリンは完全に欧州型の短距離馬、日本で走るのがプラスには思えないが引退レースということもあり記念出走っぽさも感じられる。がしかし強いのは強いわけで、日本コース上等のムーアが乗るしどう扱うかは最後まで悩んだが意外にも人気を集めそうで配当的妙味が薄れた。買いたいのは山々だが今回はスルー。その他ではまずルメールと戸崎の馬は切る。前者はヤネが先週のGⅠで馬込みを捌けなかった点から今回の内枠が厳しく見えること、後者は馬が重馬場にめっきり弱いからという理由。馬場が湿らなければ元も子もないが導き出した本命はソウルラッシュ、出走各馬とも全体的に京都コース経験が浅い、若しくは皆無も多い。一昨年まで改修工事の為、同レースも阪神開催だったし参考にならん。その点、この馬は何度も書いているが富士SとマイルCSと香港だけで爆走する馬との見解は変わらない。少なくとも前走を国内重賞で1番人気を背負ったのはこの馬だけだし、今年になって京都1600mの重賞を勝っているのも強みだ。付け加えて安田記念後、ひと叩きしたのもベストの状態と見ていいだろう。ヤネが団野でも雨馬場でもきちんと走るのも確認できた。不安なところを強いて言うなら池江厩舎の今年の重賞勝ちがたったの1勝、その1勝もこの馬によるものという点くらいか。前走は休み明けでやや鈍かっただけ、ここは勝ち負け必至。以下、買い目の3頭。まずはナミュール、昨年の勝ち馬だし春の安田記念もそれなりに走った。なんといってもヤネがCデムーロ、先週のGⅠを見れば腕と読みは超一流を再認識させられた。今週も高野厩舎の馬だし、その高野厩舎も2頭出しで同枠にもう一頭いる。もう一頭のほうがハイペース要因として逃げてくれればこちらが俄然有利になるのは明白。恐らくそういう作戦を立てているだろう。あとは前肢を上げてスタートする悪癖さえ出なければ連覇の可能性は高い。安田記念からの直行という点だけ不安視。次にオオバンブルマイ、走る重賞の半分くらいが雨の中の渋った馬場なのに好走する印象。前半は確実に置いていかれるがラストの末脚勝負は弾け散らす強さ。近走を見る限り1200mは明らかに距離不足、直線が長いところの短距離戦はいきなり期待値が跳ね上がるわけで、今回のレースは打って付け。あわよくば中段くらいにポジションが取れれば一発があるのはこの馬だろう。この秋乗れている、そしてたぶんそうなるだろう鞍上の武豊が頼もしい。最後にセリフォス、先週エリ女の2着に人気薄で突っ込んできた川田を見て、あぁこれは有馬記念のアドマイヤモナークのパターンだなと瞬時に思った。不利な大外枠ピンク帽子から人気薄を末脚のみで持ってくる、川田がハマる時の形式みたいなものである。で今回もそのケースが当てはまりそう。贅沢言えばもう一つ外の16番枠がベスト枠だったが15番で申し分ない。馬自体は久々だと走らないのでひと叩きした今回はOK。さらにギアを上げたいのなら前走より馬体重が絞れていれば完璧だろう。中内田厩舎の川田ならここで勝っても不思議ではない。以上、4頭の馬連BOX買いで勝負。