粛声使ってみた in YCSJ名古屋
皆さんこんにちは麦ちょこです。
今回はYCSJ名古屋で使用した粛声デッキについて紹介したいと思います。
粛声は2023年10月28日発売のPHANTOM NIGHTMAREファントム・ナイトメアにて収録された新規テーマでまだまだ登場から日が浅いテーマです。
そのため、これといった構築が決まっておらず各々が試行錯誤している段階のテーマかと思います。
そんな中で公式イベントのYCSJ名古屋が2023年11月3日に行われました。そちらに出来立てほやほやの粛声デッキを持っていきましたのでそちらの構築をもとにデッキの解説をしていきたいと思います。
YCSJの戦績として5勝2敗で予選落ちとなりました。上位賞でスリーブをゲットできました。本当に動けない事故は一度もなく非常に安定感がありました。とてもいいデッキでした。
全文無料ですが、投げ銭もらえると嬉しいです。
デッキリスト紹介
今回はメインデッキ40枚、エクストラデッキ15枚で構築しています。YCSJははシングル戦のためサイドデッキは無しとなっています。サイドありの非公認のCSにも持ち込んで戦っていますが、デッキの基本ギミックの安定感が高いため、シングル戦マッチ戦ともに高い勝率を期待できるデッキだと思います。
メインデッキは主力カード17枚、安定補助カード10枚、手札誘発10枚、自由枠3枚のバランスとなっています。それぞれの部分について解説していきます。
主力カード17枚
粛声の祈り手ロー 3枚
粛声なる守護者ローガーディアン 2枚
粛声の竜賢姫サフィラ 3枚
粛声の竜賢聖サウラヴィス 1枚
古聖戴サウラヴィス 2枚
粛声なる結界 3枚
粛声なる祈り 2枚
粛声なる威光 1枚
上記の21枚がこのデッキの基本ギミックになります。ここさえ入っていれば、残りのカードは好きに構築しても根幹は揺るがないです。変更があるとすれば古聖戴サウラヴィスの枚数くらいです。1~3枚のどれもあり得ると思います。
各カードの使い方については採用カード解説で解説していきます。
安定補助カード10枚
宣告者の神巫 3枚
トリアス・ヒエラルキア 1枚
強欲で金満な壺 3枚
儀式の下準備 3枚
メインギミックだけでは足りない安定感を補うカードです。宣告者の神巫はトリアス・ヒエラルキアと合わせて採用することで1枚初動になります。他の儀式ギミックと合わせて引いても強いギミックになっています。Gに弱いという弱点もあるので構築次第では採用無しもありえるかと思います。YCSJはシングル戦ということで事故は即負けにつながるため、初動は最大枚数積むようにしました。
また、強欲で金満な壺と儀式の下準備を採用し、手札を増やすことで安定感を増しています。
手札誘発10枚
灰流うらら 3枚
増殖するG 3枚
エフェクト・ヴェーラー 2枚
屋敷わらし 1枚
原始生命態ニビル 1枚
手札誘発は10枚採用しました。このデッキのメインギミックはフル展開でも2~3妨害程度と展開が通れば勝ちといったパワーはありません。メインギミックと手札誘発などの汎用カードを組み合わせ戦っていきます。シングル戦に限らず、10枚前後の手札誘発の採用はしていきたいです。
採用種類については環境に合わせて変更していくとよいと思います。うららGは基本として、今回は広い対面を見れるわらし、ヴェーラー、ニビルを選択しました。
自由枠3枚
竜姫神サフィラ 1枚
ライトニング・ストーム 2枚
こちらが入れ替える際の自由枠と考えている枠です。竜姫神サフィラは先攻を補助してくれるカードとして採用しています。ライトニングストームはシングル戦のため、ラビュリンスなどの罠型デッキに当たった際に勝つ可能性を得るために採用しました。
こちらの枠は対戦環境によって柔軟に変更できます。
エクストラデッキ
虹光の宣告者 2枚
カオス・アンヘル-混沌の双翼- 1枚
旧神ヌトス 1枚
リンクリボー 1枚
リンク・スパイダー 1枚
S.Pリトルナイト 1枚
閃刀姫アザレア 1枚
トロイメア・フェニックス 1枚
大難主水 1枚
トロイメア・ユニコーン 1枚
混沌の戦士カオス・ソルジャー 1枚
アクセスコード・トーカー 1枚
幻獣機ドラゴサック 1枚
災厄の星ティ・フォン 1枚
ほぼ、壺の玉です。先攻は全く使わなくても基本的には勝てます。後攻やもつれたときにちょこちょこ使って行きます。解説も書いてますがほぼ使いません。こんなときに使えたらいいなというカードを入れているだけです。
採用カード解説
粛声の祈り手ロー
このデッキの核であり、1枚初動です。ローガーディアンを妨害として使うためにもこのカードにアクセスする必要があるため早めにアクセスしておきたいカードです。
効果は3つありすべてを有用です。
粛声永続魔法、永続罠をデッキから表側で置く効果
儀式の素材のリリース分に1体でなれる効果
光属性で戦士族、ドラゴン族の儀式モンスターが特殊召喚された場合に墓地から自身を蘇生する効果
1の効果により結界を持ってきて展開を伸ばします。結界→粛声サフィラ→ローガーディアンと連続サーチし、粛声サフィラの効果でローガーディアンを儀式召喚します。儀式素材のレベルは2効果で満たすことが出来、ローガーディアン特殊召喚時に3の効果でそのまま墓地からの湧いて来れます。
非常にシンプルで強い動きです。ローガーディアンがなんでも無効を持っており、結界によって対象耐性と儀式への攻撃誘導が付与されるため、見た目よりも厄介な盤面になります。
ローに触れるカードとしては永続魔法の結界、儀式モンスターのローガーディアン、宣告者の神巫、永続罠の威光になります。
ただし、結界からローを持ってきても1枚初動にはならない点には注意が必要です。
ローが初手にない場合のローへのアクセス方法は基本的にローガーディアンのサーチになります。
例えば粛声サフィラとローガーディアンの2枚からの動きでローガーディアンを儀式召喚した場合には、ローガーディアンからローをサーチし、結界→威光とつなげることでローガーディアンとローを揃えることができます。
このデッキの目指す先はロー、ローガーディアン、結界を揃えて、プラスアルファとして威光やサウラヴィスを添える形になります。そのためローを如何に維持していくかを考えてプレイする必要があります。
やはり負けた試合はローへのアクセスを咎められました。ローガーディアンと宣告者の神巫への無効です。相手としては如何にローに触らせないかが重要なポイントになると思います。
粛声なる守護者ローガーディアン
このデッキのエースカードです。このカードを儀式召喚することが出来ればまずまず及第点の盤面を形成できると思います。ロー初動でない場合にはこのカードの儀式召喚を目指して行きます。
効果は3つありすべて強力です。
儀式召喚成功時に粛声モンスター、戦士族、ドラゴン族の儀式モンスターをサーチする効果
ローが場か墓地にいる場合に攻撃力が2050増えて4100になる効果
ローが場にいる場合、モンスター、魔法、罠の発動無効
1の効果ではローがいない場合はローを加え、すでにローにアクセスできている場合には粛声サウラヴィスなどさらなる展開につながるカードをサーチします。
2が適用されている状態では攻撃力4100のため大抵のモンスターに殴り勝てます。結界の儀式への攻撃誘導によって、ローガーディアンしか殴れない状態になるので他のモンスターを戦闘から守ることができます。
3は最良クラスの妨害効果です。なんでも効果に対して発動無効のため墓地効果などのカードの発動を伴わない効果も無効にすることができます。ローを維持すれば使うことができるため、ローを維持しながらマウントを取り、アドバンテージの差を広げて勝利を目指します。
サーチが容易で2枚あれば打点も十分なため2枚の採用です。
粛声の竜賢姫サフィラ
隠れ壊れカードです。1枚で儀式魔法の代わりと儀式モンスターを揃える役割を担っています。3枚初動のはずの儀式デッキがなぜか2枚初動になります。
基本的に手札効果と墓地効果を使うため、場に出すことはありません。
効果は2つあり、やっていることはテーマ専用の儀式の下準備です。
手札から墓地に送ってデッキから儀式魔法を墓地に送って戦士族ドラゴン族の儀式モンスターをデッキ墓地から手札に加える効果
墓地から除外して、手札から戦士族ドラゴン族の儀式モンスターを儀式召喚する効果
1の効果は祈りを墓地に送りつつ儀式モンスターをサーチできます。ローガーディアンかサウラヴィスを持って来ることが多いです。
サーチ後には2の効果で儀式召喚を行います。明らかに1枚で2枚分の仕事をしています。そのため、このカードへのアクセスを止められると結構きつかったりします。
例えばロー初動のときの結界のサーチ効果はこのカードをサーチしますが、ここを止められるとロー単騎でターン終了しないと行けない場合があります。
しかし、実はやっていることは儀式の下準備と同じです。儀式魔法+儀式モンスターを1枚分の消費で集めています。そのため、サフィラへのアクセスを妨害されても下準備で貫通することができます。
展開の必須パーツであり、組み合わせの初動で貫通にもなるため、3枚採用しています。
粛声の竜賢聖サウラヴィス
このカードは展開に必須ではないものの1枚採用しておけばかなり仕事をしてくれるカードです。
手札、墓地の魔法と儀式魔法をデッキに戻して手札から特殊召喚する効果
相手がカードの効果を発動したときに手札に戻してデッキ、手札から戦士族ドラゴン族の儀式モンスターを特殊召喚する効果
1によって手札から特殊召喚できます。しかしこのデッキは墓地が溜まりにくいテーマのため、若干の上振れ要素です。
儀式魔法の祈りは墓地効果で除去への牽制になるため出来れば墓地に置いておきたいカードになります。そのカードが無くなるので使う場面は考慮する必要があります。
2は相手ターンにも展開できる効果になります。これによって儀式モンスターを出せれば、墓地からローを蘇生して、相手ターンに威光を構える動きも可能です。
威光がない場合には、場に粛声サウラヴィス+墓地にローという状態を狙うのが良いと思います。
初手に引いてもそこまで強いカードではないため1枚採用として、必要なときにアクセスして使います。粛声はサーチが豊富なため、アクセスは簡単にできます。
古聖戴サウラヴィス
もとからあったカードです。新規によるサポートでかなり強力に使用できるようになっています。手札、場の効果ともに使用します。
手札から捨てて、自分の場のモンスターを対象とした効果を無効にする効果
場から手札に戻して相手のチェーンに乗らない特殊召喚を無効にし除外する効果
1の効果でローなどに打たれた無限泡影やエフェクトヴェーラーといった無効系カードをすり抜けて展開できます。現環境ではレスキュエースなんかは対象に取る効果だらけですので妨害の上から展開することもできます。
このカードは儀式の下準備、粛声サフィラからサーチできます。下準備から持ってくると丸見えですが、相手の無限泡影やエフェクトヴェーラーを腐らせることが可能です。
ロー、ローガーディアン、結界を揃えるまでの間つなぎとして使います。
このデッキでは普通に儀式召喚か粛声サウラヴィスの効果で出すことができるため2の効果も使います。
展開が通った状態では対象耐性と攻撃誘導が強力なため、相手は結界を壊そうとしてくるはずです。結界を触ってくる手段としてリトルナイトなどのエクストラに頼るデッキがほとんどと思います。的確にサウラヴィスの召喚無効を当てることで結界を守ることができると思います。
粛声なる結界
対象耐性と攻撃誘導効果のある結界です。起動効果でのサーチを持っているためこのカードを維持して行くことで戦いを有利に進められます。
ピュアリィのマイフレンド、ストリートの両方の効果をあわせ持った存在です。弱いわけがありません。
ローと光属性の儀式モンスターが存在する場合、儀式モンスターにしか攻撃出来ず、光属性は対象に取れなくなる効果
起動効果で、粛声カード、ローガーディアン儀式モンスターをデッキから手札に加える効果
2の効果で展開を行い、1の効果で耐性を与えてくれます。ローで簡単にアクセスすることができます。場に維持しておきたいカードです。
複数貼る意味は特に無いですが、相手が対象耐性を苦にするようなら複数貼っておいて、複数除去を強要してもいいかもしれません。
あわせ初動になりますし、特にローと一緒に引いた場合はローの効果で置く先を威光にすることができるため上振れ要素にもなります。3枚採用で間違いないカードです。
粛声なる祈り
テーマの儀式魔法カードです。出す先は光属性ならなんでも良いので汎用儀式魔法です。粛声サフィラを使う上で必要になります。儀式の下準備にも対応している点が偉いポイントです。
光属性を素材に光属性儀式モンスターを儀式召喚する効果
光属性儀式モンスターが相手の効果で場を離れた場合、墓地から除外して、手札デッキから儀式サウラヴィス、儀式サフィラ、粛声ローガーディアンのうち1体を特殊召喚する効果
1はただの儀式召喚です。墓地からも出せないし、素材も手札フィールドと普通です。
2は儀式モンスターの場持ちを良くしてくれる効果です。墓地に置いておくと盤面を維持しやすくなります。心の余裕のために墓地に落としておきたいです。超融合もケアできていると一応言い張れます。
粛声サフィラの効果で簡単に墓地に落とすことができます。逆に2枚とも引くと粛声サフィラの効果が使えません。一応粛声サウラヴィスの効果でデッキに戻すことができるので重大な事故にはなりにくいです。
採用枚数は2枚がちょうど良いように思います。3枚欲しくなる場面はほとんど無いです。複数引けても貫通札になったりならなかったりで微妙な感じです。
粛声なる威光
かなり使い勝手の良い永続罠カードです。ローの効果で置くか結界でサーチすることができます。妨害にもリソースにもなります。効果は1つですが2つの効果から選んで使うことになります。
手札墓地から戦士族ドラゴン族の光属性儀式モンスターか儀式魔法をデッキに戻して粛声モンスターを手札に加えるか特殊召喚する効果
自分の場の戦士族ドラゴン族光属性儀式モンスターの数まで相手のカードを対象に取って、このカードと対象のカードを破壊する効果
1は展開効果、2は使い切りの妨害を効果です。1は使い切ってしまった儀式サウラヴィスや祈りを戻しながら粛声モンスターを展開できます。横並びが苦手なデッキではありますが一応デッキからの特殊召喚して少しだけ横に並べることができます。
2ではローガーディアン、儀式サウラヴィスがいる状態で2枚破壊となる場合が多いと思います。最低限ローガーディアンが入れば1枚破壊はできます。
ただし使い切りであり、現状は墓地から罠を拾う手段が無いため使うタイミングは見極めが必要です。
1枚採用ですが、環境によっては複数枚欲しくなるかなと思います。罠が拾える新規が来るとロングゲームに強くなると思うのでそんなカードがほしいところですね。
宣告者の神巫
1枚初動です。トリアスヒエラルキアもしくは儀式によってリリースすることでデッキからローを特殊召喚できます。
エクストラから虹光の宣告者を落として儀式パーツを探すこともできます。いつもの儀式デッキのお友達ですね。
儀式と組み合わせて2枚初動で動く場合に強く使うことができます。G受けはちょっと悪くなる点には注意が必要です。
また、ローを落としてレベル3になれる点は覚えておくと良いと思います。今回は一回だけアンヘルになりました。バロネスを採用すれば極稀に出す機会もあるかもしれません。
トリアス・ヒエラルキア
宣告者の神巫のお友達です。天使をリリースして特殊召喚します。こちらは素引きしても強く使えます。リリース効果はフリーチェーンのため、ローや宣告者の神巫への無限泡影やエフェクトヴェーラーを躱すことができます。ちょっとだけテクニカルな動きができるのも魅力です。
小ネタとしてはレベルが9のためローとカオスアンヘルをシンクロ召喚できます。
天使2体ならべられれば対象を取らない破壊もできます。こちらも活躍する場面があるかもです。
強欲で金満な壺
ただの強欲な壺です。エクストラはほぼ使わないので単純に2枚ドローできます。マイナスポイントとしてはエクストラにしか強力な除去が無いため、そのあたりのカードが飛ぶとどうしようも無くなるカードがあったりします。
いまの環境にいるカードで行くと装備状態フゥリなんかは突破不可能です。
アクセスコードトーカーが飛ばないことを祈りましょう。
壺の他に同じような役割として採用検討されるカードは天底の使徒だと思います。サーチ先はマクシムスを想定します。
ガルーラの効果でワンドローとマクシムスで虹光やフェリジットを使って儀式パーツを探す、さらにドローするといった択をとれます。
また、ヌトスやマロンといった後攻のまくり札にもなるため強力なカードです。
今回は採用しませんでした。理由としてはマクシムスが相手にも有利に働く場合があるためです。YCSJでは超融合を採用しているデッキが多くいると想定し、ガルーラが採用されていることを懸念しました。
また、天底の使徒は1枚初動にはなりません。結局は2枚初動の片方を探しに行っているだけです。
そのため単純に2ドローできる壺を優先しました。どちらも強力なためいろいろな採用パターンがあると思います。デッキのプランによって変えていくポイントだと思います。
儀式の下準備
手札が増えるカードです。儀式サウラヴィスを持って来て展開を通したり、結界や粛声サフィラにうららをもらった場合にリカバリーできたりします。
単純に手数が増えるので入れ得カードだと思います。名称ターン1ついていますが、3枚入れたいカードです。
竜姫神サフィラ
テーマ関連カードですが採用が別れるカードだと思います。エンドフェイズにハンデス、2ドロー1ディス、墓地から光属性回収のどれかを行えます。
テーマ内に組み込まれているためアクセスすることは容易です。採用目的としては先攻盤面の強化です。通常展開のみでは妨害が心もとないため、2ドローで誘発を探しに行きます。
壺打った場合等はハンデスを選択します。何でも無効を構えるデッキの都合上ハンデスして手数を減らせれば勝ちに繋がりやすいと考えています。
YCSJでもハンデスを決めまくりました。誘発をうけたうえで、貫通してサフィラまで添えられるとハンデスもできて、相手は手札が少い状態スタートになります。
手札が少ないのでローガーディアンをいいところに当てられて、戦いがかなり楽になります。
ライニングストーム
単純に対罠デッキ用のカードです。ラビュリンスなんかに当たった場合に負けないようにしたかったために採用しました。
リンク主体のデッキであればモンスターも一掃できるのも強いと思います。
シングル戦ならではの採用です。
引きましたが先攻だらけだったので活躍していません。
次はエクストラデッキの解説ですがほぼ使っていないです。
虹光の宣告者
儀式デッキのお友達です。宣告者の神巫で落として足りないパーツを持ってきます。トリアスヒエラルキアを落とさなくていい場合に使います。2枚初動として動く場合には一番強くなると思います。
何回か使いました。
カオス・アンヘル-混沌の双翼-
素材にチューナーを必要としないシンクロモンスターです。除去として使います。宣告者の神巫からトリアスヒエラルキアで動く際にあると1枚相手のカードを除外しながら展開することができます。
神巫からトリアスヒエラルキアを落として、神巫をリリースしてヒエラルキアを出して、神巫の効果でローを出します。
ここでヒエラルキア+ローでレベル10を作ることができます。その後サフィラの効果の儀式リリースとして使えるためあとの展開は基本展開と同じままです。
盤面に触れるカードがとても少ないので自然と展開に組み込まれるカードは貴重です。
1回だけ使いました。
旧神ヌトス
神巫から落として除去として使います。まず妨害を1枚踏みたいというときに確実に受けてくれるカードです。1枚は入れておきたいカードになります。神巫の応力が高まります。
何回か使いました。
リンクリボー
ローを素材に出します。いくつかの役割を持っています。個人的には必須に近い枠だと思います。
場のローを墓地に送る。
リトルナイトの素材
ライフを守る
サウラヴィスを守る。
ローを墓地に送りたい場面で簡単に出せるので重宝します。ローを一旦墓地に送ることで墓地から特殊召喚させて、効果の発動したい場合に使います。
簡単に出せるのでリトルナイトの除去を使いたい場合に変換して除外効果の発動条件を満たします。
単純に攻撃力0にする効果でライフを守ります。生き残れば結界から再度展開もできるので、生き残るために使用します。
2900以上のモンスターに殴られてサウラヴィスが消されるのを守ります。粛声、儀式共にサウラヴィスは単純に打点で超えられてしまいます。そこをリンクリボーで守れます。リンク、エクシーズを使うデッキにとってはかなり邪魔な妨害ですのでそこを打点で解決しようとしてくるのを守るために場に置いておきたいです。
何回か使いました。
リンク・スパイダー
後述の幻獣機ドラゴサックからの除去連打するときにつかいます。粛声が1ターンで準備できる盤面はロー、ローガーディアン、粛声サウラヴィスこのあたりが限界です。このカードたちには除去が存在していません。バトルで殴るしか盤面処理方法がないのです。
そのため残してはならない永続魔法やフィールド魔法が残ってしまう場合が想定されます。
そんなときにドラゴサックからの除去を伸ばせるようにしています。
ドラゴサックのトークンをリンクスパイダーに変換してリトルナイトに繋げたり、下マーカーを使ってトロイメア・フェニックスを相互リンクで使用して、ドロー効果を狙います。その後さらにユニコーンやアクセスに繋げて盤面を消し去ります。地属性のためアクセスの玉が増えるのも優秀です。
一回も使ってません。
S.Pリトルナイト
汎用性の鬼です。1枚入れておきたいカードです。ローをリンクリボーに変換することで簡単に除去効果を使えます。
盤面に残っていても妨害になる点がいいですね。結界効果が適用中であればバトルで処理もされないので相手にとっては地味にうざいカードになると思います。
何回か使いました。
閃刀姫アザレア
汎用除去として採用しました。素材が光属性か闇属性とゆるいのでどのモンスターからでも基本的に出せます。墓地の魔法が4枚以上無いとそのまま死んでいく点は注意が必要です。
リトルナイトだと直接攻撃ができなくなるので、リトルナイト使いたく無いときにつかいます。
またバトルを介してなら2枚目の除去を行える可能性もあります。
一回も使ってません。
トロイメア・フェニックス
汎用除去です。魔法罠に触れるカードとして採用しました。
一回も使ってません。
大難主水
儀式専用の妨害兼リソースです。展開を伸ばすために使うこともできますが、相手ターンにリリース効果を使うのは墓穴の指名者をうけるリスクがあります。そのため基本的な先攻展開では使いません。
使う場面としてはどうしてもバウンス効果を使いたいときに出します。最後の一手です。相手手札0、場の最後の1枚をどうにかして剥がしたい。そんな場面で使うと強いです。
相手ターンにローガーディアンを蘇生して、ローも自身効果で蘇生し、ローガーディアンを使えるようにします。これで最後の1枚を封殺します。
一回だけ使いました。
トロイメア・ユニコーン
リンク3で除去持ちを採用したいです。こちらはアクセスコードへのつなぎの役割があります。一番汎用的に使えるカードだと思います。
一回も使ってません。
混沌の戦士カオス・ソルジャー
レベル7を出すことは容易なため最後の蓋して確実に勝ちに行く札として採用しました。対象にならず、破壊されないのは強いです。
一回も使ってません。
アクセスコード・トーカー
フィニッシャーです。盤面を荒らす用です。対象に取らない破壊は貴重です。
ローガーディアンが4100なのでキルを取りに行くときは4300で打点は十分だと言うことも覚えておきましょう。
一回も使ってません。
幻獣機ドラゴサック
リンク値を伸ばすためのカードとして採用しました。レベル7が並んでバトルで処理したあとにランク7からさらに除去をしていきます。
リンク値を伸ばせるカードとして採用しました。元々リンク値2だったところが3になります。そこからトロイメア系の効果モンスター以外のカードでも素材にできる系のカードに繋げます。
また、スキドレを割ることができる点は覚えておくと良いと思います。
一回も使ってません。
災厄の星ティ・フォン
展開系をまくるための最後の一手です。エクストラ多用してきた相手をまくるときの最後の一手です。対象に取らない除去なので欲しくなるときが来ると思います。
一回も使ってません。
対戦レポート
1回戦 サラマングレイト 先攻 勝ち
2回戦 相剣 先攻 勝ち
3回戦 ヴァリアンツ 先攻 勝ち
4回戦 ホルスセンチュリオン 先攻 勝ち
5回戦 サラマングレイト 先攻 勝ち
6回戦 烙印 先攻 負け
7回戦 蟲惑魔 先攻 負け
じゃんけん6-1という運もありましたが、毎回誘発食らいながらも展開を通してちゃんと妨害を置いて返すことができました。かなり誘発耐性が高いことが実感できました。
基本的にはローガーディアン+ロー+結界+威光の盤面を形成していました。
ここに粛声サウラヴィスか儀式サフィラを追加して、サウラヴィスの妨害かハンデスを行っていました。
いくつか印象的なプレイをすることができたので記載しておきます。
ローガーディアンでマストカウンターを当てる。
例えばイムセティにローガーディアンを当てて動きを止めることができました。当たり前ですが何でも無効は一番痛そうなところに当てます。
各デッキ事に痛い部分を見極めないと行けないため、プレイヤーのスキルが問われました。
明らかにローガーディアンを使わされて、拮抗勝負を食らった試合もありました。三戦の才なんかも怖いカードです。
結界のお陰で無限泡影で簡単に踏まれることはないので、マストなところまで待ちましょう。
ローへの無限泡影を素引きのトリアスヒエラルキアで避ける。
こちらは相手の頭に無いムーブだったはずです。トリアスヒエラルキアはフリーチェーンで場の天使をリリースできるため、対象に取る効果を避けることができます。
ローへの無限泡影やヴェーラーは急所になることがあるのですが、トリアスヒエラルキアや儀式サウラヴィスで躱すことができます。
素引きトリアスは別に弱くないということは覚えておくべきでしょう。
複数破壊できるように構えておく威光
複数破壊できるとやはり強いです。2枚破壊を目指したいですね。ローガーディアンはだいたい場にいるのですが、もう一体をどうにかして置いておきたいです。
粛声サウラヴィスから儀式サウラヴィスを出すムーブを取れると強いです。さらに今回は儀式サフィラを採用していたので3枚破壊を狙える構築でした。
3枚破壊をしたゲームは無かったですが、ペンデュラムテーマを相手に2枚破壊でスケールを破壊してイージーウィンでした。
Gにうららは反射で打たない
Gにうららを打ったために負けました。反射で投げてしまいましたが、手札的にローガーディアン出して、ロー召喚から結界、威光まで行くルートでした。
このルートではGのドローは1枚です。ドローの1枚でどうなっていたかはわかりませんが、うららを残せていれば次のターンうららがマストカウンターになっていました。
1枚が勝敗を分けるのが怖いところです。このあたり1枚1枚をもっと丁寧にプレイしないと上には行けないわけですね。
今回の一番の反省点です。
サウラヴィスはリンクデッキに強い
儀式サウラヴィスで無効にできるのはチェーンに乗らない特殊召喚になります。融合や儀式には無力です。
代わりにリンクデッキにはかなり強く出れます。
リンクを使う代表格であるサラマングレイトと対面しましたが、サウラヴィスで完封できました。特殊召喚無効にして除外は強いです。
ターン1もないので相手がリンク主体のデッキであれば複数体のサウラヴィスを採用して行くのもありだと思います。
最後に
ここまでお読み頂いてありがとうございました。今回は粛声デッキの紹介と使ってみての感想になりましたが、かなりやれるデッキだと思います。
後攻をどう勝ちに行くかは実は課題だらけですのでまだまだ改良の余地があります。使って行くなかでエクストラも洗練していけばかなりの対応力を得られると思います。
最近まではティアラメンツを主に使っていましたが新たな相棒になってくれそうです。今後も使っていきたいと思います。
ありがとうございました。麦ちょこ
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