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【イベントレポート】高専/東工大博士/北の大地で学んだこと

2020年8月21日(金)第五回みらい創造アカデミーを開講しました!

「みらい創造アカデミー」は、東工大関連ベンチャーキャピタルキャピタルであるみらい創造機構が運営する、東工大生向けのキャリア教育アカデミーです。
・ 大企業/スタートアップ/若手研究者を招待した講演会
・ 進学/就職に活かせるキャリア教育コンテンツ
・ 人文社会系学生との交流支援
などを中心に、東工大生が社会に羽ばたくための「あったらいいな」を提供しています。

第5回目のゲストは藤原亮様です。仙台電波高専から東工大に編入学し、修士は東北大、博士は東工大で取得するというユニークなキャリアパスをお持ちです。現在は高専の教員として様々な研究プロジェクトに従事しながら、キャリア教育やマネジメント関連の活動にも積極的に関わっています。どのような考えで大学院の所属を変えてきたのか、教員というキャリアの実態はどのようなものか、そして、学外で積極的に活動する意図など、藤原先生のキャリア観や労働観について深掘って聞いていきたいと思います。

藤原 亮
函館工業高等専門学校 助教
2008年仙台電波工業高等専門学校電子制御工学科卒業。2010年東京工業大学工学部機械知能システム学科卒業。2012年東北大学大学院工学研究科電気・通信工学専攻修了。2016年東京工業大学機械宇宙システム専攻で博士(工学)を取得し現職に至る。函館高専で海洋発電の研究に従事。深層学習による文章編集行動分析プロジェクトや、地域連携協力会の幹事としてキャリア教育関連の事業にも携わっている。

人として生きること・経験は得難いことであるという考え方「人身受け難し」という考え方を出発点に自身のキャリアへの考え方を語ってくださいました。今までのみらい創造アカデミーの内容と一味違う哲学的な視点のお話に引き込まれました。

藤原さんは座右の銘として、生徒指導のための引き出しとして、哲学的な考え方のストックをお持ちでした。その中で印象的だった言葉は、「会社は選べても、隣の机に座るやつは選べない」というものです。大きな流れは選べても身近なものは選べないということから、小さな幸せを大事にすればいいんじゃないの?というメッセージが込められており当たり前な日常を送っていることに感謝していくことが幸せにつながるのだと再認識しました。

みらい創造アカデミーでは、これからも経験豊富な東工大の若手の先輩を中心に、東工大生がキャリアを考え、より良くするコンテンツを提供していきます。月二回程度の開催を予定していますので、東工大生はぜひご参加ください!

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