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東大生の彼氏(当時)の記憶力にドン引きした話

どうも。むぎちゃです。

この東大生の彼とは約1年ほど前にお別れしているのですが、
先日、共通の友人との話題に出てきたので書いてみようと思います。

上の記事に登場した元彼Aくん(分かりづらいので順番にA,Bとします。)
とお別れした際、高校の友人が10日後に急遽合コンを開いてくれて出会ったのが
今回お話しする東大生の元彼Bくんでした。

本来、友人が私と引き合わせたかった人が来れなくなってしまい、ピンチヒッターとして現れた彼は余裕があるように見え、私にとって失恋の傷を癒してくれる存在となりました。

順調にデートを重ね、将来を見据えられる程、ひたすらに平和なお付き合いを一年ほどさせてもらいました。
ちなみに、駐在妻になるかという葛藤を経験させてもらった期間でもあります。


そんな元彼Bくんは東京大学の理系学部に所属していました。
医師に向いていないと思い、理科三類も合格点に達していたそうですが選ばなかったようです。

特に記憶力には自信があるらしく、それを実感した経験をお話ししようと思います。

とある夏、私たちはヨーロッパを旅していました。
ホテルにチェックインしようとした瞬間、彼は自分のバッグに財布がないことに気が付きます。
パスポートはあり、支払いも済んでいたのですが、スリの多い地域です。
早く対処しなければなりません。

彼は大慌てで頭が真っ白になり、ホテルの説明も全然耳に入らないようでした。
私も一人旅ができるくらいには英語は聞き取れるので代わりに説明を受けていました。(いつもは全ての作業を彼がこなしていてくれていた。)

とりあえず、部屋でバッグの中身を全て出して確認することにしました。
なんとか財布は無事見つけ出すことができたのですが、ここで問題が生じました。

ホテルマンの説明でいくつか聞き取れていないところがあったのです。
完璧に私の落ち度です。
言い訳すると、なんとも訛りの強い英語で、私も気が動転していたのです。

ダメもとで彼に覚えていないかと聞いてみました。
そうすると、
「少し待ってて。今再生してるから」
と言い目を閉じて無言になりました。
その後、日本語で説明してくれました。

動揺していたので翻訳することはできていなかったけれども、
彼の頭の中で、英語のままの映像として保存されていたそうなのです。

す、す、すげぇー

ここまで来ると
ちょっとした狂気です。

天才ってこういうことを言うんだな
と思い知らされた瞬間でした。

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