娘と私の朝寝坊のモヤモヤ
目が覚めたら1時間半の寝坊をしてました。
娘にお弁当作りを頼まれていたので、6時に起きたかったのに7時45分でした。
一瞬パニックになった後、慌てて長女を起こしましたが娘もパニック!
二人で慌てながら、準備をして送り出しましたが電車から送られて来たLINEには
「間に合わない…。完全な遅刻…」
と絶望に満ちたメッセージが届きました。
一先ず学校へ遅刻する旨を連絡しましたが、気持ちがモヤモヤ。
「私が早く起きればよかった、起きるのは本人の問題だ、夫にも登校日だと伝えたのに覚えていない」
どれもこれも出てきたのは、自分や他人を責める気持ちでした。
自責の気持ちは、モノゴトが間違った方向に行ってしまう元凶だと思っているので
『そんなことをしても意味がない』
と自分の気持ちを一旦落ち着かせました。
娘の遅刻について夫と話していると
「高校の時に大遅刻をして、慌てて教室の戸を開けたら勢いついて、倒してしまったことがある」
と教えてくれました。
漫画みたいな状況を思い浮かべ、大笑いしてしまいました。
そう言えば、私も高校生の時に寝坊しました。
厳しいおばあちゃん先生でしたが、好きな先生でもありました。
私服でもOKの学校だったので、動きやすい服で自転車かっ飛ばして教室に着いたら、
「なんだい!そのパジャマみたいな服は?」
と一喝された恥ずかしさも急に思い出されました。
今思えばあの時、母や父に過剰に遅刻のリカバリーを手伝ってもらわなくて良かったです。
痛い目を見たあと、自分なりにリカバリーしたりそれすらも失敗したりすることが、とても貴重な経験になるのだと改めて気づきました。
そして、
「お父さんにも、お母さんにも、高校生の時に寝坊して失敗した経験あるよ。帰ったら話してあげるね」
と長女にLINEで伝えたら
「分かった」と返ってきました。
私の失敗が娘の気休めになってくれたら、そして娘の失敗も未来の誰かの気づきにすることができたら嬉しいなぁと思っています。