THE ALFEEの話〜ツアー初参戦編〜

どうも、私です。

今日は、「推しに救われた話」をします。

お付き合い下さい。
(前回はこちら↓)

THE ALFEEの歌には、何度も救われてきた。
進路に悩んだときや就職活動で悩んだときには、必ずと言って良いほど聴いて、励まされて来た。

だが、彼らの歌を聴いて救われて来たとはいえ、どうにもならない瞬間というのはくるわけで。

というのも、私はとある職場で働いていた頃、俗に言う『パワー・ハラスメント』に遭った。必要最低限の挨拶も、業務上必要なやり取りも毎日全無視してくるお局の存在に、毎日吐きそうになりながら、お局にその日言われた言葉を一字一句記録しながら(母の提案により、毎日ノートにびっちり書いていました)出勤していたのだが、とうとう耐えきれなくなり、家族に相談して、心療内科に駆け込んだところ『適応障害』と診断を受けた。
そして、2018年、春。
会社と協議を重ねに重ねたが、お局からも会社からも「ごめんなさい」のごの字を聞くことはないまま退職した。

「間違ったらごめんなさいって言うんだよ」って、子供の時に習うだろうが。謝れ。

2018年、冬。
私は、母から誕生日プレゼントをもらった。それは、


『THE ALFEE 45th Anniversary Best Hit Alfee 2018 冬ノ巻 Château of The Alfee III』


の大阪城ホール公演のチケットだった。

母「今年、いろいろあったからね。楽しみましょう!」

チケットをもらった私は、家中を『星空のディスタンス』を歌いながら爆走し、その様子を動画にして姉に送りつけるという近所迷惑かつカオスな喜び方をした。

そして、迎えた当日。
緊張感と楽しみで吐きそうになりながら、私は母と大阪城ホールに向かった。どれだけ救われて来たか、という感謝の気持ちを綴った手紙も一緒に持って行き、スタッフの方に預けた。


生で見る、桜井賢さん。
生で見る、坂崎幸之助さん。
生で見る、高見沢俊彦さん。

生で見る、THE ALFEE。


開演時間が迫り、客席の興奮も凄まじくなって来た頃。


彼らは、THE ALFEEは登場した。


その時が来た瞬間、私は完全に語彙力を失った。


え、待って。格好いい。
え、サラミーじゃん
(サラサラヘアーのたかみー(高見沢さん)の略)

え、実在したんだ。


そう、THE ALFEEは実在したのだ←
改めてそれを実感した瞬間、私は母の隣で必死に涙を堪えた。


ああ、生きていてよかった。
だって生きていないと、こうやってお三方に会うことが出来なかったもの。


それからの時間は、ただただ楽しかった。
何もかも忘れられた。
幸せしかなかった。

いろいろあった1年の締めくくりに、ふさわしい最高のライブだった。

お母さん、ありがとう。
お姉ちゃん、チケットがもらえたからって朝からカオスな動画を送りつけてごめんね。笑

終演後。
母と感想合戦を繰り広げながら、私は思った。


お姉ちゃんも、一緒だったらなぁ。


このふとした考えが、のちにある計画へと繋がる。


次回に続く。


いいなと思ったら応援しよう!

ひやむぎ
よろしければ、お願いします。 お願いします!!(圧