金縛りの話
どうも、私です。
久しぶりになってしまいました。
今日は、「気持ちよく昼寝してたら、金縛りに遭った話」をします。
怖い話が苦手な方は、他のゆるーい記事を読んで下さい。
では、始めるわよ←
◆
ある日の午後。
昼寝をしていた私に、ある異変が起きた。
おや…?
体が動かないぞ…?
そう、金縛りである。
記念すべき金縛りデビューに、私はあることを思い出した。
金縛り中は、目を閉じてはいけない(諸説あり)
という何かで見た対抗策である。
私は、必死に目をこじ開けた。
と同時に、部屋のドアが開き、
「フフフフフッ」
と笑う女の子の声が聞こえ、入って来るのかと身構えているとドアは閉まり、金縛りは解けた。
誰だ貴様!?
と思ったものの、眠気が勝った私は、
まぁ、夢うつつだっただけかもしれないし。
という謎すぎるメンタルで、昼寝を再開。
起きてから、母に部屋に来たか確認した。
母「は?行ってないけど」
誰だ貴様!?
それからしばらく経った、ある日の午後。
やっぱり昼寝中だった私は、2回目の金縛りを体験した。
また、あの女の子か?
と思った私は、例のごとく目をこじ開け、ドアを見たが、女の子は現れない。
そりゃ、毎回出てこないわな。
とふと、頭側を見た。すると、ベッドと押し入れの間のわずかな隙間に、
こちらをじっと見つめる髪の長い女らしき目元が見えた。
前回のは女の子だが、この時に見えたのは明らかに成人女性だった。
誰だ貴様!?
姿を捉えてすぐ、金縛りは解けた。そして私は前回同様、
まぁ、夢うつつだっただけかもしれないし。
という謎すぎるメンタルで、昼寝を再開した。
前に、就寝中に金縛りに遭った姉が長い髪がスッと頬に当たったと言っていたので、もしかしたらその時の霊的なものだったかもしれないなと後になって思った。
姉「そういえば、見たことないおばあちゃんが部屋に突っ立ってるのも見かけたことあるわ」
ということで、少なくとも我が家には、3人霊的なものがいるのが確定している。
ちなみに、私は金縛りに遭うととりあえず目をこじ開けるようにしているが、姉はそれに加えて、
姉「人の安眠を妨害する奴は、とっとと出て行け!出ていくのが嫌なら、家賃払え!」
とブチギレるらしい。
というわけで、我が家にいる霊的な皆さん。
家賃払え。
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