自己紹介
中期中絶に関する記事です。抵抗のある方はここまででお願いします。
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はじめまして、紬の空です。
2021年8月、三女をお空へ返しました。
三女は10万人に1人の珍しい難病を持っていました。
まだまだ気持ちの整理がつかない渦中ではあるけれど、私にできることがあればと書き始めています。
「中期中絶」という文字を打つのも憚られますが、伝えたい人に届けるために今使っています。
「自分の行ったことに対する現実逃避だ!」と言わればそれまでなのですが、その言葉が私には重すぎて、 中断する、諦める、手放す、お別れする…そんな言葉で逃げていたような気がします。
もっと真正面から向き合っていれば、こんな判断はしなくて済んだのでしょうか…
毎日後悔ばかりしています。
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前置きが長くなりましたが私について。
36歳、首都圏在住。3歳と1歳の2児の母。
3人目の妊娠が分かったのは4月の終わりころのことでした。
予定よりも1年くらい早い妊娠だったけれど、私も夫も望んでいた3人目でした。だって、子どもってものすごく可愛いから。何度でも産みたくなってしまう。
でも年齢的なこともあり、これが最後の妊娠だと噛みしめて。
とはいえ3歳と1歳の子育てをしながらのドタバタライフの中、なかなかお腹の赤ちゃんにまで気を向けることはできませんでした。
もうすぐ安定期という妊娠16週のスクリーニングで再検査になりました。
でも医師が「謎めいている」と言ったくらい、なかなか病名が分からないまま1カ月半が過ぎ、妊娠20週の最後で希少性難病の診断がつきました。
その間あちこちの病院や先生に診ていただきましたが、私は全く動揺することなく、前向きに動いていました。だって、まさかお別れする判断を自分がするなんて、夢にも思っていなかったからです。
でも最後の最後で私は不安に負けました。
また詳細を書きます。