ストリートアカデミーで講座を開講するポイント その3 講座をつくろう ーサービスリリース編ー
こんにちは。平日はフルタイムで会社員をしながら、週末はストアカでタロット講師をやっています。yukiといいます。前回の記事では、ストアカでいったいどんな講座をつくってみたらいいの?というお話をしました。
今回は、講座サービスはどうやってリリースするの?ということをお話させていただきます。今回は、「ストアカで講座を作ってリリースする」というところまでのお話です。実際講座を開催するために必要な方法や、講座のコンテンツの作り方については次回以降でお話をします。
3−1 講座サービスにはどんな情報が必要?
まず、一つ伝えておきたいのが、「ストアカで講座をスタートするためには、一番最初は数日、時間が必要である」ということです。
「明日講座をやってみたい!!」とか「今週末やってみたい!!!」と思っている人もいるかもしれませんが、ストアカでは新規講座(日程追加ではなく、まったく新しい講座のサービスをはじめる)作成の際には、作成申請後、審査が必要となります。
また、リードタイムといって、ある程度集客のための期間も設ける必要があります。リードタイムは講座をやっていくと、ある程度感覚がつかめますが、最初は余裕をもって講座の初開講日の1ヶ月前ぐらいに申請をするといいのではないかと思います。
そのため、「講座の準備ができたら申請する!!」のではなく、「(1ヶ月先ぐらいの)講座初開講日が決まったら、ストアカに申請をして、初回の講座がはじまるのをまっている間に講座に必要な教材や資料を作る」ほうがいいのかなとおもいます。
ストアカの講座サービスを申請するために最低限必要なものは以下の4つです。
1 サービスタイトル(33文字以内)
2 キャッチコピー(70文字以内)
3 教える内容についての説明(2950文字)
4 イメージ映像(最低1つ。最大3つ)
5 講座の受講金額
「なんか特別なことが必要…!?」と、考えていた人からすると拍子抜けしてしまうぐらいかもしれませんが、ストアカでの講座に限らず、何かサービスを提供しようとするときには、「これが何で」「どんなメリットがあって」「どれぐらいの対価で受け取れるか」を明言することが第一歩かなとおもいます。
なお、講座を申請した段階では、講座の開講日程を設定できません。
審査完了後に、日程の追加や集客が可能になります。講座申請後は日程追加や集客もわすれないようにしましょう。
3−2 サービス作成時にこだわったほうがいいポイント
ストアカのサービス作成には最低限5つの項目が必要だと述べました。
その中で特にこだわったほうがいいのが、
1 サービスタイトル(33文字以内)
2 イメージ映像
の2つです。個人的にこだわったほうがいいと思う順番に並べています。
なぜ、この3つなのか?ちょっとお客さんの目線で考えてください。
ストアカでは、お客さんは「場所」や「日程」や「ジャンル」を指定して講座を検索することができます。また、定期的に特定のジャンルを特設ページで紹介をしてくれることもあります。その時に、お客さんの検索ページに出てくる情報は、サービスタイトルとイメージ映像の2つです。
↓以下に「東京で開講」を条件に検索したページのリンクを記載します
お客さんは、ある程度自分の望む条件で検索した後、サービスタイトルとイメージ映像をもとに、それぞれの講座の詳細ページにとびます。
もちろん、これまでの受講者数や口コミも参考にするとは思いますが、サービスタイトルとイメージ映像が「なんか違うな」って思われてしまったら、もうそのサービスはお客さんからは閲覧されないことになります。
いくら、詳細の説明で素敵なことを書いていたり、キャッチコピーで素敵なことを書いていてもタイトルとイメージ映像が残念だったり、想定しているターゲットには響かないものであれば望んでいるお客さんはあなたの講座に気がつかないことになります。
「あなたが想定しているお客さん」が、「クリックしたいな。詳しく知りたいな」と思うタイトルと画像を用意することが大切になってきます。
どんなタイトルがいいか、画像がいいかはあなたが想定するお客さんによってかわってきますが、初心者向けの講座であれば「この講座を受講すると何ができるようになるか(なるべくお客さんにとっての利益がわかりやすい平易な表現で)」「この講座ならではの魅力(ここでの魅力とは、あなたが言いたいことというより、お客さんにとってメリットになること)」で表現できているかどうかが大切になってきます。
画像についても、「イメージ画像」と指定がありますが、「どんな講座なのかがわかる画像」であることが大切です。
ストアカは、いろいろな媒体にウェブ広告もだしています。そのときサムネイルに使われるのは各校講座の画像です。そのため、画像をみただけで、ある程度何をするかわかる講座にしておくほうがいいのかなとおもいます。
また、画像については「自分が納得しているセンスの画像」にしておくほうがいいのかなとおもいます。もしもあなたが「正直この画像あんまり好きじゃないしイメージにあってないとおもうけど、まあこれでいいか」と思う画像をのっけると、「それが好き」なお客さん、つまり、「自分とはちょっとセンスが違う」お客さんを呼び寄せることになります。わかりやすいこと、みやすいことはとても大切ですが、「自分はこの画像で納得できる」ものを作ることも大切です。
今はロゴや画像を個人にアウトソーシングできるサービスもあります。
サービスタイトルと、画像は妥協せずに自分の納得できるものを作ってみてください。
3−3 まとめ
講座サービス開始の準備についてポイントをまとます。
・ストアカの講座の申請には、サービスタイトル、画像、説明など5項目が必要
・5項目のうち、「サービスタイトル」と「イメージ画像」は特に重要。
・ストアカの講座は申請してから数日審査に時間がかかる。
・講座の日程を設定したあと、集客のための時間(リードタイム)が必要。
・そのため、「講座初開講日」(1ヶ月先ぐらい)を先に決めてしまって、講座作成の申請をストアカに出してしまったほうがいい。
・講座初開講日を決めてから、集客しつつ、講座の準備をすすめる。
こんな感じです。きちんと集客をして開催するためにはある程度時間の余裕をみておいたほうがいいので、「やりたい講座」がきまったら、先に開催日を決定してしまって、準備をはじめましょう。