むぎのマガジン vol. 68 「将来を見据えた付き合いのできる彼氏ができるためのポイントは？」

こんにちは。むぎのタロットのyukiです。このマガジンでは、毎週、公開を許諾いただいた鑑定事例の動画と、実際に返したお返事、カードの解説をお届けします。今回は、恋愛に関する相談です。

解説動画

ご依頼内容

状況について

どうしたら将来を見据えたお付き合いの出来る、彼氏が出来るでしょうか。
現在30歳で独身の女です。
過去に男性に対してのトラウマがあり、長年一生独身でいい、と思っていました。
しかし、数年前から徐々に結婚して家庭を持つことに憧れを抱くようになり、マッチングアプリや婚活アプリをやっています。
さらに最近は周りが怒涛の結婚ラッシュで、その思いはより強くなり、焦りも感じています。

普通に過ごしているだけでは出会いはなく、アプリでメッセージのやり取りをしたり、実際に会ってみたりはしていますが、なかなか良い方に巡り会えません。
付き合いまで進展しても、それが恋愛なのかどうか自分自身よく分からず、結局別れを持ち出してしまったこともあります。
メッセージも途中で続かなくなってしまうことも多々あります。

お付き合い経験の少なさや、自分の価値観、どんな相手が良いのか、など自分の中でよく分かっていないことも原因かもしれません。
色々なことがあり、人間不信のような状態にも感じており、自分で良い出会いを逃してしまっているのかな、とも思います。

鑑定を希望する項目

このような状況で、色々と問題もあるのですが、どのようなことに気をつけて、どのような行動をしたら良い出会いがあるか、占って頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

使った並べ方

5枚引き：今やめることとはじめること

5枚のカードをひいて、その問題に対して今何をやめて何を始めるべきかを探ります。困難な状況での解決策を出すのに向いています。

鑑定者の回答

前文

ご依頼ありがとうございます。過去に辛い経験があったりすると、シンプルに恋愛に向き合うときに怖さや不安を強く感じてしまうこともありますよね。この鑑定が少しでもお力に慣れればと思います。
今回は、幸せな恋愛・結婚のために何をやめて何をはじめればいいのか鑑定させていただきます。よろしくお願いします。

鑑定項目その① 幸せな恋愛・結婚のために何をやめて何をはじめればいいのか

現状：ソードの7　妨害：月　願望：星（逆）
やめること：世界（逆）　はじめること：ペンタクルの２

現状としては、はやく恋愛・結婚につなげたいというお気持ちはもちろんなのですが、それ以上に「これ以上もう傷つきたくない」「他の人と同様「ちゃんと」結婚して人並みに幸せになりたい」といったご自身を守りたいお気持ちが強く働いておられるのかなと思います。ご自身の希望としてはハイスペックな方とお付き合い・結婚がしたい！というよりはこれまでの経験もあり、ありのままの自分が受け入れられ、飾らない自然体の本当の自分をそのまま認めてくれるような相手と心温まる交際をはじめたい、というお気持ちが強いのかなと思います。その願望の達成を妨げている要素はご自身のお気持ちにムラがあり、精神的に落ち着かないことに原因があるようです。
例えば、「恋愛・結婚」に関するお気持ちについてもタイミングによってムラがあり「今すぐ結婚したい！もう誰でもいい！」ぐらいのときもあれば「やっぱり私には無理かもしれない」みたいな逃げ腰の時もあるのかなと思います。一人の相手にあっていて「この人こそはいいかも」と思ってもその気持ちがお付き合いをするまで長続きせず、気持ちが安定しないというところも大きいのかもしれません。この状況を打破するためのやめることとして世界の逆が。はじめるにペンタクルの２が出ています。
この2枚のメッセージをつなぐと、「自分の不完全さ、恋愛ができない理由に目を向け続けるのをやめて、自分も周囲もかわっていけることを受け入れること」となります。
それぞれのカードについてご説明させていただきます。
「やめること」にでてきた世界の逆位置は「自分には何か欠けたところがある」「自分には問題があるから恋愛・結婚ができない」といった自分への不足を考えることをストップさせたほうがいいと告げています。おそらくこのご相談に至るまでにも、色々な本をよまれたり、色々な方に相談をしてご自身なりにたくさん取り組みをされたのではないかなと思います。もちろん自分を磨いたり、恋愛・結婚に至る過程で成長していくことはとても大切だと思います。ですが、その入り口が「自分には欠けたところがあり、今の自分のままでは愛されないのでなんとかしないといけない」という「不足」からくるものであれば人間はいくらでも自分の中に不足をみつけることができるため、キャベツの皮を捲り続けるように無限にその「不足探し」「恋愛ができない理由探し」は終わらないのかなと思います。「自分には問題があってその問題をクリアするまでは恋愛ができない」「こんなことがあるから私にはできない」といった、自分の不足を責めすぎないことが大切なのかなと思います。