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パナソニックショールームでおろおろ

こんにちは。現在の最大の関心事、マンションリフォーム(リノベ)について、「リフォームおろおろ日記」を書いているむぎひつじです。

先日は初めてのショールーム♡
リノベ会社が決まって、最初の予定で、とても楽しみにしていました。大阪市の京橋にあるパナソニックショールームで、建具とキッチンを見せていただくため、リノベ会社のN社が予約をいれてくれていました。

メーカーショールームは初めてで、その慣習なども知らず、お恥ずかしいこともありました。


入り口でおろおろ

主人と、予約時間数分前に到着。入り口には短い列。
N社の担当者と待ち合わせているはずが、見当たらず、列に引き込まれてしまいしました。

あれやこれや、という間に受付まで進んでおろおろ。
N社の担当者が見当たらないまま受付しても大丈夫だろうか?ちゃんと合流できるのだろうか?田舎者である。

主人がテキパキと受付で、
「○時に予約しています○○です。リフォーム会社のN社の方と待ち合わせしています。」
と、告げた。

受付嬢(のちに、この日のアドバイザーと判明)は、
「かしこまりました。お待ち申し上げておりました。こちらへどうぞ。」と笑顔で対応。

ああ、これで大丈夫だったんだ、と安堵。すぐにN社の担当者と合流できた。
予約していても、この人の多さ。時間に間に合って合流できるのか、おろおろしてしまった。しかし、この来客をうまく案内していくシステムがきちんと作動しているのであった。

どこから見るかでおろおろ

パナソニックでの大きな決定事項は紛れもなくキッチンである。大きさ、シンク、コンロ、換気扇、食洗機、カウンター素材、扉の色…
わたしは、この選択に非常に高揚感を持って、この日を迎えたのであった。

願わくば、このようなキッチンが欲しい…
「パナソニックキッチン
 ラクシーナカタログ2023.2」より引用

しかし、この期待はあっさり、後回しとなった。

パナソニックアドバイザー:
「キッチンが非常に混雑しています。先に建具からご案内してもよろしいでしょうか?」

私は、キッチンの色が、クロスの色選びに影響し、それが建具に影響すると考えていたので、まずはキッチンから見たかった。しかし、ここはN社の担当者に決定を任せることにした。

N社担当者:
「はい、大丈夫です。」

仕方ない。このN社の担当者(プランナー)は若い女性であるが、とてもしっかりしていて、配慮のできる人。このリノベでは、この方をかなり頼りにしている。

結局は、ショールームのアドバイザーの提案はとても良かった。建具コーナーはガラガラ。そして、そこが終わってキッチンコーナーに行くと、そこもガラガラになっていた。現地の方の提案にはどうのこうの思わず、素直に従うのが正解だ。

建具コーナーでおろおろ

まずは、扉から。
N社が見積もってくれている分から、廊下ドアの装飾について選んだ。これは、自分なりのイメージがあったので簡単であった。真ん中縦に、ガラスが入っているWCタイプに決定。これにすると、圧迫感がなく、ガラスから次の空間が予感できる。

次の色柄で少しおろおろ。
濃い色と白系は外し、残りの色で迷う。床材は突板(本物の木を薄くしたものをマンションの規約に適するようにクッション材などにはりつけてあるもの)の予定であるが、木の種類は未定。床に扉色を合わせて同じにするのか、敢えて違う色にするのか…

パナソニックの床材の見本が床に貼り付けられているので、それと扉を見比べながら考える。

暫定でいいので、ということでグレージュアッシュを選んだ。単品で見た時にはこの色が、暗すぎず明るすぎず、上品で好きなのだ。

その後、トイレや洗面所、吊り押し入れなどの扉や、取手まで決めていった。とりあえず、同じ色にしておいた。

キッチンでおろおろ

次は、やっとキッチンだ。N社作成の図面をもとに、I型対面キッチンを見る。(実際のところは、アイランドキッチンくらいの奥行きのあるものの壁つけと迷っている。)

コンロは「トリプルワイド」と呼ばれるIHにするのが一番の私の希望。こちらは、コンロが三角形ではなく、横に三つならんでいて、グリルはない。

現在使っているIHは三角形の並び方で、フライパンや片手鍋の取手が邪魔で、時には危ないと感じることもある。また、グリルの掃除が嫌で、一度もグリルで魚は焼いたことがない。フライパンで焼いている。

こんな事情が私の「トリプルワイド」に憧れる理由だ。

さて、キッチンでおろおろしたのは、上位機種があまりにも素晴らしく、どんどんグレードアップしたくなること。

N社の見積もりは、2400㎜のI型のラクシーナ。
この日に知ったのは、パナソニックのキッチンには大きく3つのレベルがあるということ。価格を抑えたレベル、中級のラクシーナ、上級のLクラス。
我が家は4社との相見積もりということもあったのか、中級のラクシーナが選ばれていた。

しかし、ラクシーナでも、扉・カウンター・シンク・水栓・コンロ・換気扇・食洗機と色々な組み合わせで選ぶことができる。選び方によっては、数倍の差が出てきそうだ。

パナソニックのトリプルワイドIH
「パナソニックキッチン ラクシーナカタログ2023.2」より引用

まず、トリプルワイドを選んだことで高額になっている。それに加え、シンクの素材、食洗機の性能、換気扇の手入れのしやすさ、などの説明を受けると、上位機種が絶対欲しくなる。

私は、「欲しい」と思うと黙ってしまっている。この沈黙に自ら気づいて、主人の意見を聞きたいと振り返ると、私のことが手に取るようにわかるのか、「どんどんいいのが欲しくなるね」と。

考えると沈黙になってしまう私

食洗機の上位機種を見ていると、後ろからN社の担当者がささやいてくれた。
「ラクシーナの本体の割引率は65%OFFですが、食洗機になると30%OFFですよー」
そうだ、割引率が違うのだ。気をつけないと。ありがたいささやき。

このショールームでどこまで決めたらよいのかわからないなぁ、と思っていると、N社さんが、「気になるものは、とりあえず入れておきましょう」と。お買い物カゴに入れておいて、後日、選び直してもいいってことか。

キッチンの最後は扉とカウンター素材の選択。
私はグレーの扉に黒に近いくらいのダークグレーのカウンターがいいなぁ、と思っていた。しかし、ラクシーナに私の思うようなグレーがなく、グレーオークという扉柄にした。カウンターはこれいいな、と思ったのが実はレベルが高いものだったので、価格を気にしてUP料金のないカームグレーを選んだ。

ちょっとイメージの違う色柄となったが、暫定ということなのでまあ、いいかと思う。

ショールームではリフォーム会社担当者の助言がありがたかった

ショールームのシステムは、リフォーム会社を通して予約する場合、何を見たいのかが事前申告で、「本日はキッチンと建具のご見学ですね?」から始まり、専門のアドバイザーが始終案内・説明・アドバイスをしてくれる。現時点でのリフォーム図面をN社が出して、それをコピーなり、PDFファイルを作成するなどして、決定事項をアドバイザーがパッドに赤字で書き込んでいく。

見学者は説明を聞いて、決定をしていく上で、迷ったら質問をどんどんできる。特におろおろしたのは、説明を聞いて、予定よりもっと良いものが欲しくなること。

換気扇などは、30年前とはかなり進化を遂げ、高性能に驚く。パナソニックの「ほっとくリーンフード」は、ファンの掃除は10年に一度。手前の2枚は1年に一度、しかも食洗機で洗える。素晴らしいではないか。我が家の30年来の換気扇はこびりつきがひどく、すでに清掃業社もお手上げの状態になっている。ずぼらな夫婦、これから歳をとり、メンテナンスが不安になる私たちにとっては、なんと素晴らしいことか。

ラクシーナに素晴らしい高機能パーツや素敵なカウンターなどを組み込むと、結構な価格になるらしい。それならば、Lクラスでの検討も選択肢に入れるのもありかも、とN社担当者。

実は、話はもう少し複雑で、私の気になる大きさのキッチンがマンションのエレベーターで運べるかという懸念もあり、これはN社が検討してくれるとのこと。

カップボードを見た時も、「今回、パントリーを作るので、カップボードの収納はそんなに気にしなくても大丈夫ですよ」とN社担当者がアドバイスしてくれた。

我が家の設計をしてくれているリフォーム会社が、私たちに寄り添って的確なアドバイスをしてくれて、本当にありがたかった。おろおろと迷ってしまっても、彼女がいるから大丈夫、N社に決めて良かったと実感。



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