信濃国 龍岡城 [しなののくに たつおかじょう]
概要
今回は、信濃国龍岡城をご紹介しよう。
龍岡城は、長野県佐久市田口に築城された城郭で、龍岡五稜郭や、桔梗城とも呼ばれている。
この龍岡城は、日本に二つしかないイタリア式のヴォーバン様式を用いて築かれた城郭で、イタリアでは15世紀の1400年代に利用されるようになった縄張りとなる。
日本では、19世紀になって利用されるようになった様式で、五芒星形の形をしており、対火砲用の様式として用いられるようになった。
日本では、黒船来襲により海外の攻撃に備えるために築城されたのだが、なんでこの海の無い信濃なんぞにこのヴォーバン様式を築城したのかは不明である・・・
城郭データ
城名称 :龍岡城
別称 :-
築城者 :松平乗謨(大給恒)
築城年 :1864年
廃城年 :1871年
縄張り :ヴォーバン様式(稜堡式)
種 別 :平城
天守
平面構造 :-
種別 :-
遺構
現存遺構 :櫓、石垣、土塁、堀
再建遺構 :城石碑、案内板
指定文化財:国の史跡
現状 :小浜八幡神社・城山青年会館
場所 :長野県佐久市田口下町3000−1
スタンプ・御城印
スタンプ :あり(五稜郭であいの館)
御城印 :あり(五稜郭であいの館)
アクセス
車 :中部横断自動車道・佐久南ICから30分
駐車場 :五稜郭であいの館
鉄 道 :JR小海線・臼田駅から 徒歩約20分