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ADHDイラストレーターが集中力を上げるためにやること

通知表にはいつも落ち着きがないって書かれていたし、毎月の支払いもつい後回しにしてしまう。待ち合わせの時間にも遅れがちで、まぁ~ADHDなわけですわ。

よく言われるADHDの特性に「脳の報酬系の仕組みがおかしくなってる」というものがあります。普通のひとは「報酬を期待しているときに脳汁が出る」ようなんですが、ADHDは「結果が出たときに脳汁が出る」みたいです。

逆に言うと結果が出たときにしか脳汁が出ないんですよね。

自分は主にイラストや漫画を描いて収入を得ているんですが、これが死活問題になっている。結果が出ないと脳汁が出ないということは、長時間かけて描いたイラストが二桁いいねとかで終わったら脳がその行為を拒んでしまうわけです。YouTubeやX見てた方が楽にドーパミンを得られるわけで、脳内の自分会議のなかでは「イラスト作成なんかするよりYouTube見た方がいい」が大多数を占めてしまうと。

余談ですが、胡散臭いスピリチュアルセミナーの代名詞ともされる「引き寄せの法則」これも脳内の自分会議の話なんじゃないかと最近理解しました。このことについてはいつか別記事に書こうと思います。

そんな脳内会議の結果、「生活のためにはイラストを描くことに集中した方がいい」と思いつつも「脳汁出したいならYouTubeやネット見た方が早いし楽だよ」と潜在意識的に考えてしまうわけです。これじゃあ集中なんてできないよなあ。

ということでここからは、ADHDイラストレーターのボクが集中して仕事をするためにやるべきこと。を考えてみる。自分の脳内の傾向や仕組みは理解しているはずなので、あとは対策を考えればいいという話だ。

対策

①未完成の状態でもネットに上げるようにする


1つの成果物に対して脳汁が出せそうなポイントを複数用意するという作戦。例えばラフイラストや下書きの段階でも投稿しておくという方針。キレイな1枚絵が描けるひとなら相性よさそうだけど、ネタ絵だと微妙そう。漫画の1コマとかアップしてもいいかも。

②すぐに完成できる絵を描く


1コマで完結するような絵を描く。鉄は熱いうちに打てじゃないけど完成までの道筋をなるべく短くする。効率化を徹底してなるべく楽できる仕組みを作れるとよさそう。

③絵のクオリティを下げる


②と同様に速く完成させるように絵のクオリティを下げる、もしくは簡略化する。質より量で生産性を重視する。アイデアは常にわいてくるんだけど、出力できずに脳内のもやもやになってるところがある。それを解消するためにも生産力を上げたい。

④流行りの分野で活動する


例えばホロライブ。ホロメンそれぞれにファンアートのタグがあってインプレッション自体が高い。100万規模のフォロワーがいるホロメン本人がリポストしてくれる可能性もあり、脳汁期待値が高そう。ちなみに僕はみこちとかなたそ、音乃瀬奏が好きです。

⑤安定してバズる絵を描く

難易度は高いけど破壊力が高そう。ようするに絵を描く脳汁期待値がYouTube視聴を上回ればいいって話。ここに到達できれば上のグレードに上がれると思う。

⑥ながら作業を極める


絵を描く程度のことYouTube見ながらでもできるやん?って話。別のところで脳汁出しながら作業すればいい。人間の脳は複数の作業を同時にはできないようなので、出力自体は落ちるんだろうけどゼロよりはマシ。映像見ながら手が止まるようではダメ。ラジオの方がいいかも。ちなみに僕はトム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画、真空ジェシカのラジオ父ちゃんが好きです。
ADHDはEDM系の音楽聞いてると集中できるって話もある。自分もやってみたけど悪くはなかった。ただまったく興味ない音楽聴いてるのもストレスといえばストレスで…

⑦瞑想をする


瞑想の習慣を作って脳内のざわざわ感をなくすようにする。ADHDは多動性があるから瞑想とか難しいんだけど、それだけに効いてる感はある。

とりあえず対策を7個。
また改めて記事にする予定なのでよかったらフォローでもしておいてください。


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むぎ
ありがとうございます