noteで書く
文章を書くのは面白い。
しかし、私の作文能力の最盛期は中学生時代だ。
中学生の頃は、社会科の先生が熱心だったこともあり、毎週のように400字の作文を書き、新聞に投書していた。掲載された作文について何か言われても、内容を全く覚えていなかったりした。副校長先生から「スキー教室の、雪景色の描写がとてもきれいだったよ」と褒められたときは面食らった。それが自分の書いた文章かすら分からない。本当にたくさん書いていたのだろう。
現在私は美術大学の学生だ。中でもプロダクトデザインを専攻している。
プロダクトは英語のproduct、「製品」という意味だ。世の中には様々なデザインがあるが、特に平面のデザインを手掛ける「グラフィックデザイン」と対になって「立体のデザインをする」と解釈されることが多い。とは言っても、製品には立体のものもあればネット上のバーチャルのものもあるし、「プロダクトデザイン」の意味はどんどん広がっている。
プロダクトデザインを専攻する私は、ーもちろんそれ以外の美大生もー 作品を説明する、プレゼンテーションの能力が求められる。実際に喋って発表することもあれば、ポートフォリオなどで文章を使い表現する場面もある。
その中で、文章は難しいと思う場面はものすごく多い。思っていることを伝えることに難しさを感じるのだ。しかし説明することを避けることはもちろんできない。
そこで、noteを使って文章を練習することを思いついた。誰かに見られているという意識で書けば、言葉には気を遣うし途中で止める訳にも行かないだろう。
私が好きなあるミュージシャンは、文章を上手くなるために文筆の仕事を始めたそうだ。仕事にするという部分は真似できないが、見ず知らずの誰かに見られているという意識で書くことは、伝える能力の向上に繋がるはずだ。
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