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#今週の一曲一枚 Love Hallucination - Jessy Lanza

乾いたハンドクラップとかスネアとかハイハットの音が全体的に好き。ビーチの砂を撫でているみたいで、夏にぴったりだと個人的には思う。誰も共感してくれなさそうだけど。
全体的にすごく低いベースは使っていなくて、高音域は広く使っている感じがする。ベースがブンブンいう音楽はもちろん楽しくて、私はライブハウスでもわざわざスピーカーの前に立って体感しに行くくらいベースが好きですが、ベースが効いているから良い音楽ってわけではないですよね。録音でもライブの現場でもまあどっちだっていいです。良い音楽は良い。

Midnight Ontarioのチキチキいう音とか他の打楽器と自分との距離!目の前感、臨場感がある。声の方が一歩引いてて不思議。

Don’t Cry On My Pillowの、ドラムのリフに節があるのが可愛いし耳にも残る。どんな楽器にも音程はあるけど、なんでこんなに他と違ってメロディーに聞こえるんだろう?

Marathonの冒頭、タイトルを言うところなんかカッコいい。繰り返し聴いちゃう。

ラストのDouble Timeの残響の感じ、かなりグッとくる。シンセの音は空間の中では残響にさせてなくて(音自体は響いてるけど)、声とドラムは響いてるっていうバランスがとても好き。

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