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#今週の一曲一枚 Carlie Hanson / too late to cry - Single(2024)

短いし歌詞が少ないから最初はシンプルに聴こえるけど、さまざまな要素があって面白い。

特にテンポが揺れるのが楽しい。テンポが大きく変わる瞬間は分かりやすいけれど、それ以外でもテンポが多分一定ではなくてすごくノリにくい。
そうすると、自分は「自分がリズムに乗る」ことではなく音楽に集中しやすいというか、全体が聴こえてくる感じがする。

ヴォーカルのキラキラ、コロコロするような処理と、掠れさせチョップさせた音が楽しい。人の声の原型を留めていないようで、ブレスがよく聴こえる。チョップしてリズム感のある声と、ドラムはよく合う。

ドラムを聴いていると、リズムや雰囲気の変化で、実に多彩なビートを一曲で楽しむことができる。

最後のサビが特に好き。他より音の厚みが増して、ラスト13秒くらいの中音域のシンセサイザー?の音が単純なロングトーンだけど本当に素敵だなと思う。

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