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#今週の一曲一枚 スカート - 地下鉄の揺れるリズムで feat. 村上基(在日ファンク) (2024)

スカートといえば、どちらかと言うとシンプルなギターメインのバンド編成のイメージがあった。

そこへ、村上基さん(トランペット)が、プロデューサー、アレンジャーとして入ることで華やかなホーン隊に彩られた音楽になっている。

澤部さんの声自体も華やかで、柔らかいけど輝く感じ、まさに金管楽器の音色みたいだな〜と思っていたけれど、調和が本当にすごい。

この曲ではもちろん金管セクション(トランペットとトロンボーン)による合いの手が、爽やかで元気いっぱいな感じを出している。でも、印象が強いのは、サックス武嶋聡さんによるソロ!短いけれどすごくカッコ良い。曲のラストでもフィーチャーされていて、そこもまた味がある。

そして、ソロを聴くと、今度はコーラスのようなホーンセクションのフレーズが、もっと聴こえてくる。それぞれの楽器単体ももちろん良いけれど、ホーンセクションによるアンサンブルって、それでしか出せない音がある。

吹奏楽部だった頃を思い出す。管楽器のアンサンブルって、やっぱりかっこいいな。かっこよさが分かるようになった気がするから、金管楽器をやって本当によかった。


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