IT多重構造と単価と給料
お疲れ様です。むぎです。名曲「部屋とYシャツと私」みたいなタイトルになっちまったヨw
えーと、
定期的に、IT多重構造が話題を呼んでますね。
今回はその多重構造の階層ごとの単価と給料を、参考として紹介してみようと思います。
ちなみに、この手の話でググると、すごい沢山記事が出てきます。ネタとしてはレッドオーシャンぽい😅
まあ、同じネタを書いても面白くないので、現場のメンバー内で聞いた内容を紹介して、リアルさを出したいと思います。
私の周辺の話なので、あくまで参考に留めてください。
前提
単価は、各業界や各企業によって、バラツキがあります。なので、一概には言えません。
その理由は下記のサイトの説明が分かりやすかったので、ご参考にして下さい。
https://qiita.com/yamazakim/items/2b705b08c59ce1d67f5a
ということで、今回の記事では前提を置きます。
各階層ごとの単価
各階層の単価は次のような感じです。
minは新規参入者の単価で、maxはその会社のPMやPLクラスになります。
単価は経験とヒアリングで書きましたが、月収は参考金額です。単価から一律40%で計算しています。その割合も各社の規定によって、バラツキがあると思います。もっと月収の高い(低い)企業もあります。
ちなみに、エンジニアの取り分を多くすることで、なるべくエンジニアに還元しようとしている企業も見かけます。
(以下、補足)
※新入社員が先輩社員と抱き合わせで参入する場合は、単価0円になる場合があるので、上記には含めませんでした。
※末端の五次請けはフリーランスの取りまとめ企業をイメージして書きました。その為、フリーランスに支払われる月収は、四次請けよりも、高めになってます。
※六次請け以降は、お話を聞く機会がなかったので、今回は除きます。
モデルケース
五次請けフリーランスで単価65万円の人だと、元請けは単価85万円で雇います。
もし、六次請け以降の場合は、それぞれ1~2万円の上乗せ分が入るイメージですが、直接聞けてないので、憶測です。
残業の扱い
各階層の残業手当について、出る出ないを書いてみます。
残業手当も会社次第ですし、階層に傾向が見えるわけでもないですが、参考で載せます。
ちなみに歩合制も残業出るらしいですが、僕のいたところは、みんな申請してない、貰ってないと言ってました。
みんな残業が出なかったり、ごにょごにょしてるのは、準委任契約は勤務時間上限が決まっているため、それを超える場合は追加精算となり、上の会社から追加のお金を貰わないと、利益を食いつぶしてしまいます。
なので、どうしてもという場合のみ、追加精算をしている。または残業がつかない形にしている。のようです。
IT多重構造について
ちょっとだけ横道。IT多重構造について触れます。
個人的には、全て自社で完結することが難しいので、技術や要員を集める為に、多少の多重化も必要なのかなと思ってます。
ただそう思いつつも、お金を跳ねるだけの実態のない形は、無くさないといけないと思ってる今日この頃です。
どの会社も高額単価で、並列に存在していると、たぶん、エンドユーザに提供する金額は、膨大なものになるし、大規模プロジェクトも完遂が難しくなってしまいます。
それに中小企業が大規模プロジェクトを受けて失敗すると、ダメージが大きいので、ある程度、そういう単価差を吸収できる存在も必要なのかなと思います。
なので、IT多重構造の問題は、悪質な場合のみを排除していくのが、最適解なのかなと、なんとなく思っています。
さいごに
生々しい話かきましたけど、こういう話も知っておいた方がいいかなと思って書きました。
他意はないです。
ではでは((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
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