短編小説　酒場

ここはジョニーの酒場
ここは様々な冒険者が酒を楽しんでいる
グリューネワースで酒場を経営し始める
最初の頃は人は少なかったが
刹那達が来てからは多くの冒険者が来るようになった
本業は情報屋だが副業で始めた酒場が繁盛している
今は見聞者と呼ばれる人達を使って
本業である情報屋もやっている
依頼を受けるギルドもかねているため
冒険者も利用している
最近は刹那達がお得意さんになった事で店も繁盛している
これからは酒場と情報屋で食っていくか

でも、俺が情報屋だった頃は
こことは違う町の安酒場でよく情報を集めていたものだ
他愛のない噂でも俺からすれば宝石のように輝いて見えたな
だから俺も同じ様に酒場を経営しながら情報収集しているのだが
依頼を受けるギルドも始めてからは常連も来るようになった
今日も刹那がやって来た依頼を受けるために

「情報かい？」
「ああ、今日はどんな情報が入ってる？」

おわり