人間の生命は神の領域にある‼️
1.顛倒夢想(てんどうむそう)とはまさにこのことだ。
思いあがりも甚だしい。一体人間に何が出来るというのだ。
臓器移植、遺伝子組替、人工臓器・・・・まことに結構。
人間の目からすれば大いに絶賛されるべき著しい科学技術の進歩。
だが神の目からみれば、人間一人の生命は神の領域に属する神聖なる分野。
人間が人間の生命を伸ばしたり縮めたり、新しく創ったりする権利が果たしてあるのだろうか。
世俗的なものが神聖なるものを支配出来ると本当に思っているのだろうか。
大いに疑わしい。
もっと謙虚になるべきだ。
2.過去から現在に至るまでの、科学と文化の著しい進歩は、ここのところ目を見張るばかりである。
我々はその恩恵に充分浴し、それにどっぷり浸かりきってきた。
だが改めてこのままの勢いで突っ走っていいものかどうか、まことに疑わしい時に来ている。
総合より分析、直観より知識、調和より自己主張、宗教より科学、自然保護より自然破壊、を好んで来たからである。
この一面的な発展は、今やかつてない極めて危険な段階に到達して来ているといわざるを得ない。
精神を無視し、神を冒涜し、人間のあくなき欲望を追求し、今や神の領域も犯そうとしている。
今後地球はどんな道をたどってゆくかを恐れるものである。
そんな時世界平和の祈りを祈ってくれている人達がいる限り、この世は滅亡することはない、とホッと胸をなでおろすのである。
3.医学や薬学も、芸術も科学も、文明文化すべて神の叡智から発しているものである、何も自然に反するからといって、すべてを毛嫌いする必要は毛頭ない。
だからといって、その中にどっぷり浸かり切ることもない。
賢い人間とは中庸の道を歩んでゆくことが出来る人達である。
ある時は医学や文明に頼り、ある時は必要としないといったように。
神から与えられた叡智により、その場その時に的確な直観力、判断力によって切り抜けてゆくことが大事である。
人間はどちらか一方に偏るといったような、固い融通のきかない生き方をしないで、いつもフレシキブルな生き方をしていきたい。
その為にはすべてに感謝できる素直な人になることが必要条件である。
4.人の心というものはそんなにもろいわけでもなく、弱いものではない。
心が天に一直線につながっていると、神の叡知が真っ直ぐそのまま流れ入り、どんな不可能なことをも可能にしてしまう力が湧いて出る。
人間本来はみなこうあるべき筈である。
心がもろく弱そうにみえる人は、それだけ神に一直線につながっておらず、心の先端がどこかでずれてしまって、神のエネルギーが全部そのまま肉体に届かず、途中で放出されてしまっているのだ。
それはあたかも水道の蛇口はホースを真っ直ぐに差し込むのと、ずれて差し込むのと違いである。
ずれて差し込んだ場合、水道の蛇口とホースとの間から水が漏れ、ほとばしり、流れてしまい、全部が全部、肉体に届かないため心の力が弱ってしまうのである。
『日々の指針』 西園寺昌美著 白光出版
感想・・・・今現在の医学に対し以前とは違い不信感を持った人と今だに妄信的に「お医者様は神様だ、薬は絶対だ」と思っている人とが拮抗していると思うのです。
どんな名医に出会っても治らないものは治らないし、医者や薬に頼らずとも自らの自然治癒力を使い治る人もいる。
しかし絶対ということは、医学にも民間療法にもいえず、ほとんどの人が体の不調和(病気)になったとき、「こうすれば治る!」という信念を持ってはいない。
そんなとき、西園寺昌美さんの「原点に帰れ!」「守護霊様に繋がりなさい」という叫び声?が聴こえて来て、「厳しいなぁ」と思いつつ、なにか守護霊さま(亡くなった自分のお祖父さん、お祖母さん)に叱られているような、懐かしいような不思議な感覚になるのです。
「そうだ人間は神聖なのだ」 「本来病気はないんだ」 「意識を自分の本体のある神界に向ければいいんだ」 と気づかせてくれるのです。
水道の蛇口が本心ならば、ホースが肉体の自分です。
心と吾が合体すると悟る状態、心境、境地になります。(蛇口とホースが一体化する)
心の故郷である宇宙(神界)と一体となるのです。
4.の文章にある、人間本来のあるべき姿になるのです。
追伸・・・病気は消えてゆく姿、現われれば消えてゆく、病気は無いんだ、薬は毒だ、医者はいらないと思ってはみてみても人間はそんなに強くはなく、今すぐにでもなんとかして欲しいと思うものなのです。昌美先生は、「そんな時は無理をしないでお薬やお医者さんに頼りなさい」とおっしゃっておられるのです。
上の文章の賢い人間とは中庸(ちゅうよう)の道を選んで行く、が心に響きます。
世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私たちの天命がまっとうされますように
守護霊さまありがとうございます
守護神さまありがとうございます
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