如是我聞1

如是我聞(にょぜがもん)とは、お釈迦様のおっしゃっておられることを優秀な1番弟子が「私はこのように聴いた」と書き留めた文章なのです。
お釈迦様ではありませんが、大正、昭和を生きられた聖者五井昌久先生のお言葉を側近であった高橋英雄さんが残されたものです。
高橋さんの魂は五井先生とご縁があり、古く立派であったことは言うまでもありません。
混沌とした今の時代に胸に響くとても必要なお言葉だと思います。


1.自慢高慢バカのうち。俺は偉いんだ、というヤツは1番バカだと思っていい。自分で悟った、なんていう人は本当に悟っていないのだ、と思っていい。


2.その人が悪いのではない。業(カルマ)に巻き込まれてしまうのだ。あいつは悪い奴だ、といわれる人は、実は業をそこに結集させて、代表的に業を消している役目を荷っているのである。
ああご苦労さま、あの人の天命がまっとうされますように、と祈れる心は仏の心である。


3.人間というのは、いくらでも偉くなれる。いくらでも進歩出来る。だから素晴らしい。


4.他人の悪運をなおしてあげる祈り。
「一日も早くあの人の業(カルマ)が消えて、本体があらわれますように、守護霊さん、守護神さん、お願いします、世界人類が平和でありますようように」と相手の守護霊に祈ることです。


5.最も悪い時が開運する時である。


『如是我聞』五井先生の言葉 高橋英雄編著

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