心配するな何とかなる‼️
一休和尚の説話の一つに、遺言の話があります。
一休さんは、亡くなるときに一通の封書を寺の弟子たちに残しました。
「この先、ほんとうに困ることがあったら、これを開けなさい」
と言い遺しました。
何年かたって、寺に大変な難問題が持ち上がり、どうしようもないので、弟子たちが集まって、その封書を開いてみると、そこには
「 しんぱいするな なんとかなる 」
と書いてありました。
とたんに弟子たちは一同、大笑いの内に落ち着きと勇気と明るさを取り戻し、難しい問題を解決できたという話です。
小坊主の一休さんは、大人たちが次々と突きつけてくる難題を少しも騒がず、抜群の集中力とトンチで切り抜けます。
彼は今から約600年前に生まれ、88歳という当時としては、ケタ外れの長息きをしました。
さすがの一休さんも「平常心でいられない」 「楽しめない」 「ばく然とした不安がある」 「なんとなく無気力で元気が出ない」 等など、人生の苦しみ、悩みにさいなまれた時がありました。
けれども 「不思善悪(ふしぜんあく)」
つまり、もの事の善し悪しにあまり厳しくこだわり過ぎない、ありのままをありのままに見て、認めてしまう、常に気を楽にする。
という事を悟ったようです。
気分を楽にすると必ず同時に元気が身体に湧いて来ます。
不安や心配や焦りの中では決して生まれない知恵や創造力が気分を楽にした時に湧き出て来ます。
難問が難問にみえなくなります。
しんぱいをやめたとたんに健康がもたらされます。
みなさん、厳しい状況が続きますが、こんな時ほど、物やお金がなくても平常心でいることが大切なのではないでしょうか。
感想・・・
1.英語でハイスピリット、つまり高級霊(守護霊、守護神、神様)は、上機嫌という意味なのだそうです。
一休さんがどんな苦境の時にも「あわてない、あわてない、一休み一休み」とニコニコしていたのは、平常心でないと乗り切るための智慧が湧いて来ないからです。そして周りの人に動揺を与えないという意味もありますね!
私たちに与えられている試練も必ず解決方法はある。
それを見つけるためにも「上機嫌でいましょう😄」
2. 今、五井先生著の「高級霊は上機嫌」の本が話題になり売れているそうです😄
上機嫌でいるためには、「平常心」「不動心」でなければ、なれません!
「絶対に大丈夫なんだ🙆♀️🙆♂️‼️」という確信を得るには、どうしたらいいか?
大聖者である五井先生が教えてくださいます😄
3. 今の「コロナ禍」「ワクチン」に対しても感情的になって善悪を決めつけない、おおらかな気持ちになって落ち着いてから、再考する、話し合う、相手の話を聴く、などが必要なのかもしれませんね!
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