最終回でコケるのが!!名作の条件なんだよ!!!
2013-01-21
ネットミームとなっている「吼えろペン」の人気エピソード。
正しいかどうかは置いといて、とりあえず漫画読みにめちゃくちゃ関心を集めているのは間違いなく、おそらく漫画史に残る漫画理論なのでは無いかと思う。
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なかなか面白い。
特に「納得できる最終回を描けるヤツは普段セーブして描いてるヤツ」って台詞が良い。ていうか、この勇者みたいなヘッドギアつけた漫画家って安永航一郎がモデルなのね。陸軍中野予備校面白かったなあ。他は巨乳ハンターしか読んだ事ないけど。
でもな、これが全てでは無いんだよな。
ちゃんと伏線回収してつじつまを合わせてまとめてくれると思っているから、読者はお金払って真剣に漫画を読むんだよ。期待を保たせておいて、「アレは無しってことで」で毎回済まされてたら、バカバカしくて漫画にのめりこめなくなっちゃう。「所詮漫画」って社会認知に逆戻りにさせる行為だよ。
特にエヴァンゲリオン以降は返すアテの無い借金を重ねるがごとく、むやみやたらに謎が謎をよぶ描写が顕著になったような気がする。しっかり構成するというプロの仕事があの時期に激減した。
YAWARA!、パイナップルアーミー、マスターキートンと真剣に読んできたものからすれば、20世紀少年なんて読んでられなかったハズだ。原作者に文句言って、権限が増してからダメになる漫画家は多い。良くなったのって味いちもんめぐらいじゃなかろうか。