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サザンオールスターズ「愛の言霊~Spiritual Message~」歌詞の解釈と、インドネシア語のラップはなんて言っているのか??



<インドネシア語について ネット検索>

『遥か (以前ラマlama) (からdari) (光輝くキラウkilau mengilap) (星bintang) を見つめる時、(涙menangis) ぐんでしまう
人間 (orang manusia) の存在 (ada)、肉体 (daging-badan)、それらは、(宇宙astronomi) からの (言mengatakan) (霊hidup) を (記憶mengingat) するのだ


<インドネシア語について AIの解釈>

Lama dari kilau bintang, menangis saat menatap.
Ada orang manusia, daging-badan, mengingat mengatakan hidup dari astronomi.
 
ラマ ダリ キラウ ビンタン、メナンギス サアット メナタップ。
アダ オラン マヌシア、ダギン-バダン、メンギンガット メンガタカン ヒドゥップ ダリ アストロノミ。


『愛の言霊~Spiritual Message~』の全体の意味

この曲は、日本の伝統文化や自然を背景にしながら、「言霊(ことだま)」をテーマにしたスピリチュアルなメッセージを伝えています。

歌詞には、人生や人の営み、宇宙とのつながり、歴史の繰り返し、そして人間の本質についての深い問いが込められています。


① 愛の言霊と宇宙のつながり


「生まれく叙情詩(セリフ)とは 蒼き星の挿話(そうわ / エピソード)」
「夏の旋律(しらべ)とは 愛の言霊」
 
→ 「叙情詩(セリフ)」は、私たちが生きる世界で繰り広げられる出来事であり、それは「青い星(地球)」の歴史の一部であると歌っています。
「夏の旋律」は、ただの音楽ではなく、「愛の言霊」として、人々の想いや魂のメッセージを伝えるものだという意味が込められています。


② 祭りや風習の中にある魂の記憶

「宴はヤーレンソーラン 呑めど What Cha Cha」
「閻魔堂は 闇や 宵や宵や」
 
→ ここでは、日本の夏祭りや盆踊り、花火大会などの風景が描かれています。「ヤーレンソーラン」は伝統的な掛け声で、「閻魔堂」は死後の世界を連想させる場所です。
つまり、これは単なる夏の祭りではなく、先祖や亡くなった人々とのつながりを感じる場として表現されています。

「新盆(ぼん)にゃ丸い丸い月も酔っちゃって 由比ヶ浜 鍵屋 たまや」
 
→ 新盆(故人が亡くなって最初に迎えるお盆)の時期には、満月のように丸い月が照らし、亡くなった人々の魂もそこにいるかのように感じられる。
花火(「鍵屋」「たまや」は江戸時代の花火屋の名前)とともに、先祖や魂をしのぶ風景が描かれています。


③ 童歌(わらべうた)と時間の流れ

「童っぱラッパ 忘れ得ぬ父よ母よ 浮き世の侘しさよ」
 
→ 子どもが無邪気に遊ぶように聞こえる「童っぱラッパ」というフレーズ。しかし、それに続くのは「忘れ得ぬ父よ母よ」という言葉。
これは、子ども時代の無邪気さの中にも、過去に亡くなった両親への想いがあるという意味でしょう。

「カゴメやカゴメ 時間よ止まれ」
 
→ 「かごめかごめ」は日本の伝統的なわらべ歌。時間が止まるように願うことで、過去や大切な思い出を永遠にしたいという気持ちが込められています。


④ 人類の歴史と戦争の記憶

「童っぱラッパ 戦災(いくさわざわ)う人の 涙か蝉しぐれ」
 
→ 「戦災」とは戦争の被害を受けた人々のこと。蝉しぐれのように降り注ぐ涙は、戦争によって奪われた命や悲しみを象徴しています。

「童っぱラッパ 祭り囃子が聴こえる 遊べよ遊べ ここに幸あれ」
 
→ 一方で、戦争の悲しみがあっても、未来へ向かって生きる人々は祭り囃子(音楽や伝統)を通じて希望を見出そうとしています。
「ここに幸あれ」 という言葉は、過去の悲しみを乗り越えて、これからの時代に幸せを願うメッセージでしょう。


⑤ ラップパートと宇宙からのメッセージ

「THE MESSAGE FROM T.C.」
「IT SOUNDS LIKE AN M.C.」
「COME-A COOL RAP TO ME」
 
→ ここでは、まるでラッパーのように「T.C.」からのメッセージが届けられるという演出になっています。
「T.C.」が何を指すのかは不明ですが、歌全体のテーマから考えると、「Time Capsule(タイムカプセル)」や「The Cosmos(宇宙)」などの意味が考えられます。
つまり、時間や宇宙からのメッセージが、自分たちに向けられているということを暗示しています。


⑥ 歴史の繰り返しと人間の本質

「幾千億年前の星の光が 人の世の運命を僕に告げるの」
 
→ ここでは、宇宙の壮大な時間軸の中で、人間の歴史が繰り返されてきたことを示唆しています。

「過去に多くの人が 愚かな者が 幾千億年前の星の光見て 戦をしたり 罪犯したなら」
「僕もまたそれを繰り返すのか」
 
→ 人類は、何度も同じ過ち(戦争や罪)を繰り返してきました。このままでは、また同じことが繰り返されるのか?という疑問が投げかけられています。

「今は滅びた星の光なのに 見つめるままに 夢に見るたびに 涙ぐむのはなぜなのか」
 
→ 星の光は、何千億年も前に放たれたもの。つまり、今見ている光は「すでに滅びた星のもの」かもしれません。
しかし、それを見つめるたびに、人は何かを感じ、涙を流す。この感覚こそが「言霊」なのではないか、という考えが示されています。


⑦ まとめ:人の魂に刻まれた「愛の言霊」

この曲は、日本の伝統的な祭りや風習、宇宙の時間軸、人類の歴史 を組み合わせながら、言葉の力=言霊(ことだま) をテーマにしています。
 
「人はなぜ涙を流すのか?」
「なぜ過去を思い出すのか?」
「なぜ戦争を繰り返してしまうのか?」
 
このような問いかけを通じて、私たちがどう生きるべきかを考えさせる歌詞になっています。

最後の 「Yeah, Yeah, Yeah」 という部分は、これらの問いに対する答えを探し続ける私たちの姿勢を表しているのかもしれません。
「告げるの」などの歌詞は、過去の歴史や人類の行いを振り返り、自分たちがどう生きるべきかを考える内容になっています。


英語の部分の意味

1. THE MESSAGE FROM T.C.
→ 「T.C. からのメッセージ」
(T.C.が何を指すのかは不明だが、メッセージを伝えている存在を指す)

2. IT SOUNDS LIKE AN M.C.
→ 「それはM.C.(司会者・ラッパー)のように聞こえる」
(T.C.のメッセージが、まるでラップのように響くという意味)

3. THE MESSAGE FROM T.C.
→ 「T.C. からのメッセージ」(繰り返し)

4. COME-A COOL RAP TO ME
→ 「かっこいいラップを俺に届けてくれ」
(T.C.のメッセージを、ラップとして受け取るイメージ)


歌詞全体の意味


この曲は、日本の夏の風物詩や伝統文化(盆踊り、花火、祭り囃子など)を背景に、人の魂や宇宙のメッセージについて語る、スピリチュアルなテーマを持っています。

特に、「幾千億年前の星の光が 人の世の運命を僕に告げるの」などの歌詞は、過去の歴史や人類の行いを振り返り、自分たちがどう生きるべきかを考える内容になっています。 


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前田拓
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