山田亮一とパラレルワールド
お久しぶりです。
最後の更新からもう2ヶ月経ったんですね。
あれから俺はまずバンド活動を本格的に始め、ライブをこなし、オリジナルを数曲作り、レコーディングを控え、髪を切り、サークル代表を終え、自炊を再開し、期末レポートに追われ、日本は新紙幣を発行し、世界はトランプ暗殺未遂に戦慄し、andymoriはアナログを発売し、トムヨークは来日決定し、レプリコンワクチンが着々と進み、バイデンは大統領選を降り、
そして
山田亮一が逮捕されました。
今年は年始から地震やら何やらでニュースが止まらん。世界がすごい速さで回っていくのをつくづくかんじる。だってSplatoonが出てから今年で10年よ。10年前がドラゲナイよ。信じられんよまじドラゲナイ。
なんだろう、少なくとも2年前までの俺はこういうニュースにかなり大きなショックを受けてた、ことを思い出した。大学入ってから、バンドやってる友達が沢山できて、なぜか何人か業界人とも知り合って、「そっち側」の噂話とか色々耳にするようになった。
色んな「裏話」に動揺もしたし、でもそんな中でも音楽をつづける情熱や感性、ファンに言えない責任や重圧、他にはけ口や逃げ場がなかった心情を想像したりして納得してた、
そして俺はその工程が大好きだった。
変なこと言うかもだけど、大麻と音楽は両立するよ。
タバコ吸うだけでもよくわかる。「やってる音楽」って確実にあるし、むしろ俺は「やってる音楽」の方がずっと好き。単純に好みとして。俺は全くやってないです。
ハヌマーンは、うちのボーカルがおすすめしてきて知ったな。というかボーカルと初めてコピーした曲が猿の学生だったわ。
ボーカル曰く「絶対何かやってる音楽」だったらしく、まぁ多分やってるよねみたいな話を2人でしてたのが懐かしい。
その反面、Xでは色んなファンとか音楽オタクが揃いも揃って「ダサい」みたいにショック受けてる人が大勢いて、少し驚いた。あー俺の感性はもうマスには通じないんだろうと。
まぁでもそれは、厨房だった俺が「向こう側」まで泳ぎ切ったからともいえるし、受け入れるこころを手に入れたからともいえるし、「それ」を教えてくれる友人に出会えたからともいえるだろーね。
とはいえ「向こう側」が「向こう側」のままでいるかつての俺が、日本中に山ほどいるのも事実で、「日本で音楽をやっていく」のなら相手に商売しないといけないんだよ。司法が悪いって言ったって、そこがあんたらの選んだ戦闘フィールドなんだろ。
今の俺がやってる音楽は、かつての俺にはどう聴こえているんだろう。夢中になってくれてたら嬉しいけど。それとも「ダサい」って切り捨てられてんのかな。
初めてギターを持ったあの日から早7年、俺は俺なりの選択の連続を重ねて、今の場所にまで歩いてきた。後ろ振り返ったら一本道でしかないんだけど、かつての俺からみたら、パラレルワールドに行っちゃったとすら感じるだろうなきっと。
だから人生っておもしろい。
俺はボーカルと出会うきっかけをつくってくれたハヌマーンには感謝しかないし、全然ファンなので、これからも聴き続ける。
ライブ情報。
8/11 別府Copper Ravensでやりますんで是非お近くの方は足を運んでいただけると嬉しいです。
最近バンドのインスタめっちゃ伸びてます。フォローまだな方は是非。馬券買うなら今のうちですよ。