KAWAI Moonsault MS-25ANV の紹介 part2
「カワイ ムーンサルト購入」
1978年に高等部に入学したリチャード、同じクラスになった村山君が発売されたばかりのMoonsaultを持っていた。カッコよかった。「いつかはガッツリ弾きこんでみたい…」と思っていたが生産中止でいい感じの個体が手に入らず。2004年に最後の限定復刻と聞いてちょっと無理して購入したのリチャードだった。
・高校生の時にちょっと憧れて見ていた。
・弾きやすいギターである事は同級生の弾かせてもらっていたから分かっていた。
・形がユニークで唯一無二。
・Moonsaultを持てるのはある意味 日本人の特権。
・復活企画の過程をインターネットで読んでいたのでストーリーを感じていた。
昔から現在に至ってもレスポールはGibsonよりGrecoが好きだし、国産ギターが好きなんですよ。この頃はMUGEN Blasters結成前でバンドも組んでいない頃だったので「いつかMoonsaultを抱えてステージに立ちたい」と考えていた。
2004年、MS-25ANV「ムーンサルト登場25周年記念モデル」が発売されて楽器店のネットに掲載されたと同時に注文。3色どれでも選べる状態だったが、宇宙色と銀河色で迷って一番思い入れがあった銀河色にした。
この時期、1年半くらい関西のプロジェクトに参加しており、月曜〜金曜まで関西に出張の日々。自分が家にいない時にダンポールに入ったギターが届いてもアレなので、当時常宿にしていた尼崎のアルカイックホテルに届けてもらう事にした。1日も早く触りたかったし。
注文した2日後、アルカイックホテルに帰って部屋に入るとフロントから電話。
「お荷物が届いておりますが…」
「部屋にお持ちしますか?かなり大きいですよ?本当に良いんですか?」
と何度も確認された。
部屋に届けてもらうと思っていた以上に馬鹿デカい箱😱
本当にデカいんです。
ダンボールを開けるとMoonsaultという金文字が入ったブラウンのハードケース。美しい。デカい。重い。
ケースを開けるとシルバーサンバーストのMoonsault🌙
美しい。軽い。
そう、軽いんです、このギター。Badassブリッジが重そうなのにギター総重量2.9kg。
ネックとボディはマホガニーなので軽いだろうなとは思っていたけど、想像していた以上に軽かった。
マホガニーは重い材だと思っている人が居るみたいだけど、メイプルより軽いです。しばらくギター生産していなかった河合楽器が在庫していたマホガニーを使ったから、より材の乾燥が進んでいたという事もあるのでは。
アルカイックのベットに座って届いたばかりのMoonsaultをチューニング…。
ツルっ
チューニン…
ツルっ
そうです、Moonsaultは人間工学に基づいた設計がされていて構えた時のバランスは完璧で弾きやすい。でも座って弾くことは最初から考慮されていないんです。
出張先のホテルでストラップも無いので、太ももの上でツルツルするMoonsaultを弾く初夜は更けていくのでした。
part3に続く
MUGEN Blasters ライブ予定
https://www.mugenblasters.com/upcoming-events/
2024/12/8(日) 静岡 リバティーリゾート久能山
2025/1/25(土) 二子玉川 Gemini Theater
2025/2/9(日) 日野 Soul K
2025/3/22(土) 大倉山 Muddy's
2025/4/19(土) 錦糸町Pappy's
2025/5/25(日) 新宿 Golden Egg
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