忍者「青影」 3
🕷🕸
科学庁敵対勢力、青影、白影を召喚す!
青影白影2人に、白天狗のような装束の呪術師
「ここは、貴殿達時代より遥かな未来で、某が術で及び申した」
「おおっ、ここが未来か」と青影も白影も、全く今迄見たこともない白とシルバーが多彩な床や壁が眩しく光り、自分達とは違う衣服の人々をキョロキョロと見渡しながら、召喚された魔法円から一歩足を踏み出し、呪術師の方へ歩いて行く
呪術師、室内にいるスタッフ達も、そんな2人を見て、そんだけの説明で全て飲み込んでくれるのーーーと内心驚きまくり、自分の目の前に迄、臆する事なくスタスタ来た白影、青影に呪術師が尋ねる
「失礼ですが、なにやらここが何処か、自分達が呼ばれた事もお分かりのような」
「実は、我々忍者には伝えられている話が、昔からある巻物に、今迄の忍者の過去には未来に呼ばれて化け物を倒す手伝いをし、戻ってきた者の話が多々ありまして、そんな事があるのかと笑い話のように、ただの物語と思っており申した。教訓的な。
忍者たるもの、何を見ても動じるな。日々訓練が修行を怠るな、いざと言う時にこそ通用するのは、冷静沈着と言う物は、日々の修行と伝える為の話しと思っており申した」言い終えた白影はうぬと頷き、青影も腕組んでうんうんと頷く
呪術師、それなら話が早いと、この場にお呼びした事は本当に失礼であったと、貴殿達の生活や周りの方々に消息不明とさせた事への詫びを入れ、「あの結界のような物を作って迄我ら2人を及び申したのだ、急遽の用件と思えましょうぞ、我ら忍である故、そのような事はご心配なさらず」と、そんな事も気にかけずに、全てを飲み込んだように白影は言い、呪術師は斯く斯く然然と話す
「なんと、赤影殿が⁈」
「赤影さんが⁈」
驚く2人に、呪術師はスタッフに映像をUPするよう伝える
巨大スクリーンに、映し出されるは、ライトアップされた東京摩天楼のビル群に巨大な蜘蛛の巣が張られ、巨大蜘蛛とキマイラ化した男性の破壊行為、白影青影2人、人間とは思えない獣人化した男性の動き、技に直ぐに
「赤影殿!!?」
「赤影さん!!?」
キラリと光る涼しい目は濁り、両者しばし絶句
「赤影殿が、なんとおいたわしい!青影、赤影殿を、お救いするぞ」と、白影は涙ぐむ
青影もがってんがってん、しょーち!と言葉も出ず、ただ頷く
第三回放映終了
プリキュア自衛隊2人「予告入ってないぞー」
「いいじゃんか、それくらい。滅多にないの探して持ってきたんだから」と、
「グラサン、見てないの?」白が言う
「みんな、一緒にみようと思ってさ」
「ホモぉ」と口に軽く手を当てた、ヘリコプターの操縦者兼女秘書が、笑出しそうにいい、
「俺、こいつらに手を出してないじゃん」と遠吠えのようにグラサンは言い、みんな主題歌が始まり、黙る
続く
→忍者「青影」4(狂夢)
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