名前を言ってはいけないあの人との話_1
ある年の夏頃、私は契約社員としての満期を迎えて、就職活動をしていた。
なかなか考えがまとまらず、方向性が定まらなかったので、少し間が空いてもいいかなという考えで、ゆるりと就活していた。
そんな時、同じグループ内のある会社から社内転職システムのようなものを通じてオファーを頂き、その会社に行くことになった。
最初は繋ぎでもいいのかな、ぐらいに考えていた。
契約社員で入社し、数ヶ月経ち、正社員になったぐらいの頃。
ある偉い人から、とある飲み会に誘われ、仲良しの子も一緒だったので行った。
偉い人に、◯◯◯ちゃん(私)のことを気に入っている奴がいるんだよーと紹介され、その男性が私の隣に座らされた。
その男性こそが、名前を言ってはいけないあの人。
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