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安い航空券で後悔した話
今、息子と二人でマレーシアのクアラルンプールにいます。
昨年7月も来ていたのですが、その際にかなり気に入ってしまって、今回も来ることを決めたのでした。
やはり、クアラルンプール、大好きです。
前回は日本も夏だったので、こちらももちろん夏だし気候の違いはそこまで気になりませんでしたが、今回は真冬。滅多に雪の降らない大阪でも雪がちらつくほどの寒さです。
クアラルンプールに着いたときは、暑さにびっくりするのかな、と思っていましたが、そうでもありませんでした。
暑いところから寒いところは体がびっくりしそうだけど、寒いところから暑いところは体に負担がかかりにくいのかもしれませんね。
さて。。。今回、実は北京経由でやって来ました。北京で一泊して、クアラルンプールまで来る便でした。
北京までは3時間ほど。到着も19時頃の予定、さらに翌日は北京を夕方発で23時くらいにクアラルンプールに到着する予定でした。安さに釣られてこんな旅程を選びましたが、航空券を買う時には、北京で一泊できるんだから楽ちんだな〜なんて考えていました。
クアラルンプールに23時着なので空港近くの24時間チェックイン可能なホテルも予約して、準備万端のつもりでした。(長期滞在するホテルは中心部のAirbnb)
ところが・・・まず北京行きの飛行機で1時間半の遅延。
そしてその飛行機の中で喉が痛くなり始めました・・。
そして入国でたらい回しにされている間に、なんとなく熱が上がってきた感覚が・・。
夜中にホテルに到着してようやくベッドに入ったら熱が上がってきて動悸が激しくて全く寝付けません。
翌朝も悪寒が激しく、確実に発熱している様子。
息子はタブレットでのたっぷりのスクリーンタイムに喜んでいました。
そして、夕方発の北京便。
それがなんと3時間半の遅延。。。
その間、3回分持っていた頭痛薬で熱を下げてなんとか保っていました。
23時にクラアルンプール着のはずが、着いたのは午前3時。そこから入国審査、荷物のピックアップをしていたら、空港近くのホテルに着いたのが午前4時。
息子は寝れる時に寝てくれていて、起きている時はテンション全開。機嫌が悪くならなくて助かりました。
翌朝の朝食ビュッフェに間に合うように、なんとかベッドから抜け出して息子にご飯を食べさせたものの、私は相変わらずの悪寒で食欲ゼロ。
しかし、今回は前日行ったかかりつけの耳鼻科に、「明日から旅行なら抗生剤を持っていったほうがいいかもしれませんね」と薬を何種類か処方してもらっていたのでした。
抗生剤と鼻水や痰を治める薬、それから咳止めでした。
それを飲むためにスイカだけをなんとか胃に収め、薬を飲みました。
いやぁ、この薬がなかったら今頃もっとやばかったかもしれません。。。(現在旅行出発から7日目)
チェックアウトまではギリギリベッドで休んで、息子にはやっぱりスクリーンを与え、中心部への移動前には鎮痛剤を飲んで熱を下げてなんとか今回の長期(10日くらい)滞在先のアパートへ。
木曜日に出発して、土曜日にようやく落ち着けるホテルに着くまで熱を抑え続けていたので、もう無理矢理下げるわけにはいかず、ここで思う存分熱を出しました。
それでも息子にご飯を与えなくてはならなくて、Grabで注文。
しかし「No spicy please」と記載するのを忘れて届いたのは激辛チャーハン。
一口食べてヒーヒー言っていたので、もう一度別のものを注文。
Grabで注文しても、マンションの1階までは取りにいかなくてはなりません。
そのしんどいことときたら・・・。
注文を間違えたのが悔しくて悲しくてしんどくて・・涙が止まりませんでした。
2回目に注文した米粉麺の炒め物は、「美味しい美味しい」とたくさん食べてくれました。
私は、機内食で残したパンを少しつまんで薬を飲みました。
もうとにかく喉が腫れて痛すぎたので、よく眠るために鎮痛剤を飲んで一晩寝たら、翌朝にはようやく熱が下がった感覚があって、心底ホッとしました。
この話の何がポイントかと言うと、
旅程の長い安い航空券より直行便を選べ!
ということです。
前回は直行便で安い航空券があったから迷いなく買いましたが、今回は同じ会社の直行便が前回の倍以上の値段していたんです。
だから今回は安さを最優先してしまい、長い旅程でここまでやって来た訳です。
でも、、直行便を選んでいたら熱を出したとしても、長期滞在するホテルにすぐに到着できていたはず。そうすれば、何度も解熱剤で熱を下げて無駄に長引かせることもなかっただろうに・・。
それと、子供との2人旅は相当の覚悟が要るということ。
自分が倒れたらそれこそ終わり。子供に相当な不安を抱かせることになるでしょう。それに検疫で引っかからないためにも解熱剤に頼ったし、解熱剤は絶対に忘れてはいけません!
今回は、手荷物に3回分、預け入れ荷物に3回分入れていたので合格です。
念の為に抗生剤を処方してくれた耳鼻科の先生にも感謝感激です。何かを察知していたんでしょうか・・。
長い文章になってしまいましたが、こんなこともあるんだと教訓にしていただけたら、と思います。
解熱剤と、できる限り直行便を!!
ですよ!!