見出し画像

アイスランド

Netflixで『ザック・エフロンが旅する明日の地球』という番組を見ました。

人気俳優のザック・エフロンが世界中を旅しながら、地球の抱える問題について探求しつつ、エネルギーや食の持続可能性を探るというシリアスなテーマの番組です。

その番組の第一話の舞台がアイスランド。私たちが3年半前(2017年秋)に訪れた国でした。

アイスランド・・。その番組を見ながら何度も呟きました。「また行きたい・・」。

その時はニューヨーク旅行も組み合わせていたので、ニューヨーク発着のアイスランド・エアで行きました。片道5時間くらい。ニューヨークからの人気の休日目的地となっているようで、地下鉄でもアイスランド・エアの広告をよく見かけました。

夫と私の母との3人での旅行でした。母は実は2回目。数年前に友人と行ったアイスランドに魅せられ、私たちを連れていきたい!というので喜んで連れて行ってもらったのでした。(その頃私が流産してしまい悲しんでいたのを、母が元気付けようと企画してくれたのだと思います。泣ける。)

アイスランド・・。もうそれはそれは大自然でした。って稚拙な表現ですけど、本当に大自然でした。

深い緑色の苔で覆われた荒涼とした大地がどこまでも続くんです。その先に雲の隙間から差し込む朝日が大地を所々照らして・・。なんだか別の惑星に来たかのようでした。

画像1

上の写真は、ブルーラグーンという大きな温泉施設を目指していた時ですが、遠くからでももくもくと昇るたくさんの湯気がその場所を教えてくれました。

首都のレイキャビークは北欧らしいかわいらしい街並み。小さくまとまっていて全体を歩くこともできました。

4泊5日という行程に結構詰め込んだので疲れもしましたが、その大自然に癒されながらだったので、ニューヨークで予定を詰め込むような疲労感は感じていませんでした。

ただ残念だったのは食事だけ。途中で何度かガソリンスタンド兼コンビニで昼食を取ろうとしたのですが、なぜか賞味期限が1ヶ月も先のサンドイッチばかり(添加物が怖い)。パンもあまりいいのが売ってなくて、そのまま食べるのは・・という感じ。トーストしてバターつけたら食べたいけど。ハムとチーズをパンに挟んで食べていましたが、結構食べにくかったです。私はかなりドイツ系のパンが好きな方なんですがね、、。

見かけるレストランやカフェも田舎であるほどとてもアメリカンな食事。ピザとペプシコーラの存在感が多めでした。コーヒーを買ってもどれも日本のマクドナルドのコーヒーよりまずい感じ。

ザック・エフロンの番組ではレイキャビークにある先進的なレストランを訪れていましたが、どうやらそんなレストランはレイキャビークにしかないようでした。

確かに、レイキャビークにはすごーく美味しいパン屋さんもいくつかあったし、ロースターもあり美味しいコーヒーも飲めました。少しファンシーなレストランも2軒行きましたが、どちらも美味しく満足できるものでした。

でも一歩街を出ると良い食事にありつくのは至難の技。

エネルギーの面では100%自然エネルギーを使用している先進国ですが、もしかしたら食の面ではあまり進んでいないのかもしれないですね。だって賞味期限が1ヶ月以上先のサンドイッチが存在するのですから・・

だからと言ってそれが進めばいいとも考えませんが。日本のように物流が網羅されたら次は二酸化炭素の排出量が増えるし、ゴミの問題も大きくなるでしょう。

アイスランドにはまた行きたいし、また行くと思うのですが、その時にあの自然が変わらずに存在してくれていることを願っています。アイスランドなら、きっとぶれずにそのままなんだろうな。今度行く時は息子も一緒だし、成長した息子にエネルギー関係の施設見学もたくさん行程に組み込もう、と気が早いながら色々考えています。食事のことは知っていれば何かしら対策できるし。あと、ザックエフロンの番組で見たチョコレート屋さんには絶対行きたい!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?