ニューヨーク・クランブル・ケーキ
私たちのお店でも、演奏者に陽性者が出てしまいました。
発症した日から遡ってみても、会った日が潜伏期間には当たらないので、怖がることもないかも知れませんが・・かかってしまってからでは遅い・・・!
急に怖くなって、再び店を休業することにしました。今回はいつ開店できるやら・・。
のんびりはできるけど、もちろん寂しさもありますので、今日はお店の人気ケーキを紹介しようかな・・っというわけです。
実は以前、関西のテレビでも紹介され、根強いファンも多く、このケーキをきっかけにお店のファンになってくれる方もいるという、知る人ぞ知るケーキです。
華やかさはないけれど、噛み締めるとスパイスの味わい深さとバターの香りでパクパク手が止まらなくなる、そんなケーキです。暑い夏でも軽く食べられます。
私はアメリカの焼き菓子レシピを探すのが趣味みたいなもので、このケーキもあれこれ検索していた時に出会ったものです。
よく参照するサイトは
または
などなど。他にも色々あります。
このレシピはというと、、マーサ・スチュワートの記事をあれこれ見ていた時に発見した「Foster's Market」というキーワードを元に、更に深く検索して、レシピ本をアマゾンで発見・注文して、・・・たどり着いたものです。
(元の名前は「New York Crumb Cake」。「クラム」があまり馴染みのない言葉かな、と思い、「クランブル」に変えました。)
アメリカのレシピをそのまま再現すると、型が大きいので量が多かったり、甘さががつんとしていたりするので、作りやすいサイズ、食べやすくて健康的にも配慮した味に作り変えています。
というわけで、気になるレシピを公開していきたいと思います。
<材料> 20cm×20cmの角型(深さ5cm)
クランブル
・無塩バター 105g(溶かして冷ましておく)
・薄力粉 180g
・ブラウンシュガー 120g
・塩 少々
・ナツメグ 小さじ1、オールスパイス 小さじ1/4
スポンジ
・卵 1つ
・太白ごま油 27g
・牛乳 150ml
・バニラ 少々
・薄力粉 184g
・ベーキングパウダー(BP) 10g
・グラニュー糖 80g
・塩 少々
<作り方>
1.クランブルを作る
クランブルのバター以外の材料を混ぜる(小麦粉はふるう)。
溶かしバターを加えて、粉気がなくなるようにゴムベラで混ぜる。
2.スポンジを作る
液体の材料(卵、太白ごま油、牛乳、バニラ)を泡立て器でしっかり混ぜる。
別のボウルに粉の材料(薄力粉、BP、グラニュー糖、塩)をふるってから混ぜる。
液体と粉類をさっくりと粉気がなくなるまで混ぜる。
3.型に流し込む
2を型に流し込み、平らにならす。(角までしっかり入れて、型をトントンと落とし、ならす)(型にはオーブンペーパーを敷いておくと焦げ付かない)
1を指でホロホロと崩しながらスポンジ生地の上に乗せる。(全体に行き渡るように。押さえつけないように注意しつつ、密着させる。平らにならす。)
4.焼く
170℃に余熱したオーブンで40分焼く。
焼けたら、10分ほどで型から外し、しっかり冷ます。
完全に冷めたら好みの大きさにカットして、粉糖(分量外)をたくさんふって出来上がり。
アイスクリームやホイップクリームと一緒に食べると尚おいしいです!
結構簡単!
お店では一台を12個にカットしています。家で焼いたらそんなに一気に食べられないと思うので、一つずつラップに包んで密閉容器(袋)に入れて冷凍することをお勧めします。
解凍は①自然解凍 or ②レンジで20~30秒してからしばらく置く。
どちらかで美味しく食べられます。ちなみに、常温保存したものも食べる直前に10秒程度電子レンジで温めるとより美味しいです。
ぜひ、作ってみてください。↓ワンオーダーを半分に切った図。(こんな写真しかないわ)